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◆2005.04.02〜2005.04.03◆ 福山芳樹
YOSHIKI FUKUYAMA FAN CLUB TOUR in TSUMAGOI
第1回ファンクラブツアー in つま恋 (完結編)
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 FCツアー
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■旅行期間
2005年4月2日(土)〜4月3日(日)

■会場 ヤマハリゾートつま恋

バス復路

■撮影その他

全てOK。
ただし福山さん本人の希望により門外不出
・・・どころか心の中だけにしまっておくこと(笑)

※私はここで門外大放出中(すみません福山さん)


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 アニぱら音楽館 EXTREME LIVE 2005
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<出演者>影山ヒロノブ・遠藤正明・下川みくに・サイキックラバー・JAM Project・野川さくら、他

■会場・チケット
4月3日(日) 東京・渋谷公会堂

開場/17:30 開演/18:00
前売/\5,500(税込) 当日/\6,000(税込)
全指定席

■撮影その他

不可
■バス復路 イベント・ライブ
-- 現地集合組 解散 --

-- バスつま恋を出発 --

〜 ビデオ鑑賞 〜
「JAM Project アニソン Especial Focus on 福山芳樹」

-- 休憩(日本平PA) 14:10頃--

〜 秘蔵ビデオ鑑賞 〜
 ・Long Long Live リハーサルの様子、休憩中の様子など
 ・FUKUYAMA FIRE!!レコーディング風景
 ・JUNGLE TOUR 大阪バナナホールライブビデオ
    ジャングルのテーマ〜RED DATA FRIENDSまで

〜黒ヒゲ危機一髪ゲーム 〜
 ・アタリの人にはあんたはえらい賞状をプレゼント

【セットリスト(生歌ライブ1)】
01 風の瞳(森田哲朗)
02 ジョニー・ビー・グッド(チャック・ベリー)
03 Get Back(ビートルズ)
04 デスペラード(イーグルス)
05 新しい風
06 ヒコーキ雲とひとり
07 GOOD MORNING

-- 休憩(海老名SA)  16:30頃--

【セットリスト(生歌ライブ2)】
08 きらわれ者の歌(Slow ver.)
09 カントリーガール(谷山浩子)
10 Nightingale
11 ねここしゃん

-- 渋谷公会堂前到着 --
※アニぱら音楽館 EXTREME LIVE 2005 出席者はここで降車

-- バス東京駅到着 --
 FCツアー終了、解散

■アニぱら音楽館 EXTREME LIVE 2005

※JAM Projectとして福山さんも出演

【セットリスト】
01 迷宮のプリズナー
02 DRAGON
03 VICTORY
04 Little Wing
05 限界バトル
06 SKILL
07 宇宙は僕らを待っている(出演者全員)


つま恋でのイベントは全て終了。
後は東京にもどって、渋谷公会堂で行われる「アニぱら音楽館 EXTREME LIVE 2005」を見て今回のFCツアーも完了。
事前の評判に微妙さもフタを空けてみればとんでもない(すばらしい)内容だった。
ここまで全力でファンを楽しませようとしてくれた福山さん、そしてスタッフの皆さんに感謝しつつ、FCツアーレポも今回で完結。
その結末をお楽しみください。



つま恋での全てのイベントが終了し、バス組はロビーに集合する。
適当にバスに乗り込み思い思いの席につく。
もっともほとんどの人が行きと同じ席だったが(笑)

現地集合組みのファンとはここでおわかれ。

我々がバスにのってもしばらくは福山さんは乗ってこなかった。
おそらく現地で解散するファンたちと最後の交流をおこなっていたのだろう。

ようやく福山さんをはじめ全スタッフが乗車し、バスはつま恋を後にする。

さあ、帰りのバス行程のはじまりだ。
行きで味をしめた我々は思い思いの妄想にふけりながらバスに揺られるのだった。


ビデオ鑑賞


バスが出発してしばらくするとバス備えつけのテレビで「JAM Project アニソン Especial Focus on 福山芳樹」のビデオが流された。
※スカイパーフェクトTV ch267 第一興商スターカラオケ

先日放送されたものだがスカパーが見れない人にとってはちょうどよかったのではないでしょうか。
ビデオの調子がどうも良くないようでバリバリと音が割れることが頻繁にありましたが・・・

トイレとアイスと占い


途中、日本平PAで休憩があり、しばしのトイレと休憩を楽しむ。
福山さんがトイレから出て行くのとすれ違う。
トイレから出ると福山さんがアイスを食べながら他のファンと話をしていた。

アイスうめぇ

私もさっそくその環に混ざる。
福山さんがアイスを食べているシーンを写真にとりまくるファンたち。
福山さんのポーズもすばらしかった(笑)
ファンに占い(?)を聞かされ続けて困ったような嬉しいような微妙な表情の福山さんもなかなか面白かった。
普段あまりギャンブルとかやらない福山さんですが、宝くじとかいい結果になるということなのでがんばって新ギターの費用のためにもを当てまくっていただきたいと思います。

そんなこんなで次第に多くのファンが集まり、色々な話をしたのだった。
主にバス内生歌ライブの再現と、そのときやる曲のリクエストでしたが(笑)

ビデオ鑑賞2


休憩が終わるとビデオ鑑賞第二段。
今回のFCツアーのために編集してくれたという秘蔵のビデオを公開。
我々はもちろんのこと、福山さんもどんな内容なのかは全然知らされていないらしく、その内容につっこみをいれまくっていた。

ビデオの内容は

・去年三月の3時間ライブ(LONG LONG LIVE)のリハーサル風景
突き進めMY LIFEなどの演奏風景や、休憩中の雑談(マラソンQちゃんの話題など)、一服中の風景など

・FUKUYAMA FIRE!! レコーディング風景
他の楽器がビデオカメラのいる部屋と別室のため、ドラムしか聞こえないレコーディング風景。
SUBMARINE STREETとHOLY LONELY LIGHTとのことですが、はっきりいって全然わかりません(汗)
また失敗テイクを抜粋したシーンなど福山さんにとってキツイシーンも多く含まれていた。

「なんでこんなとこばっかりなんだよ〜」

・去年八月のJUNGLE TOUR 大阪バナナホールライブビデオ
ジャングルのテーマ〜RED DATA FRIENDSまで

福山さんならずとも編集内容に疑問を感じる構成。
とくにFUKUYAMA FIRE!!のレコーディングでは、バックにながれる音は麻生さんの叩くドラムだけのシーンが続く。
一気に睡魔がおそってくる。
結構寝ている人が多かったが、私はとある事情で眠気をガマン。
それでもウツラウツラしてしまうのはキタムラさんの編集方法が、不眠症で悩む人にとってベストなものだったからだろう。

ビデオが終わったあと、なぜか鼻声な福山さんによる解説がはいる。
失敗した個所の録音しなおしシーンが収録されていたことにいたっては

「オフィシャル側としてはあまり見せたくないシーンではあります。帰ったら(編集したヤツを)ぶんなぐってやろうかと思います。」
「ぼーーっとしてたらですね。鼻がつまってしまいました(笑)」

福山さんはファン以上に眠かっただろうなあ(笑)

「あとはLIKE A FIREのコーラスを残すのみです。明日やります!」

大きな拍手。
がんばって良いもの作ってください。
100%買いますので!

黒ヒゲ危機一髪!


「それで明後日はミックス・・・」(ピリピリピリ・・・)

先に足柄を超えたPAのキタムラさんから電話がかかってきたため一旦福山さんのお話は中断。
我々も足柄をちょうど過ぎるころ、あと30分ほどでに着くのでそれまでの間を利用して、ちょっとしたゲームをやることに。
マイクをもったABEさんからルールが説明される。
(ABE氏)「黒ヒゲをやってもらって、当たっちゃった人には 福山さんのちょっとした粗品をプレゼントします。」

おおー!

だがしかし、当たる気がしない。

まあ、結果論といえばそれまでなんですが、私は当たると思った時にはたいてい口に出してそれを言うのですが、
そんなときはかなりの高確率で当たるという変な特技(?)を持っているんですが、今回は全然当たる気がしません。

そんなわけで福山さんが黒ヒゲをもってあらわれたときも、自信なさげに剣をさしてしまった。

さあ、どこがアタリかな?

ええ、ハズレました。
合計6〜8人くらいに「あんたはえらい!」と書かれた福山さんイラスト入り賞状が贈られたのであった。



生歌ライブ〜バス復路1〜


ちょうど黒ヒゲゲームが終わったときに、次の休憩場所の海老名SAに到着する予定が案の定渋滞に巻き込まれるバス。

福山さんはソフトケースからギターを取り出し、弾く構えを見せる。

「私は今、鼻炎で鼻がつまっておりまする。うまく歌えるかどうかわかりませんけども・・・」

待ってました!

というわけで、往路の生歌ライブの続きだ。

先ほどのつま恋での残念賞としてピックにサインをいれて配ってしまった福山さんがさけぶ。

「あ、俺ピック全部あげちゃったわ!」

しかし、そこはABEさんが余っているピックを差し出し無事準備が整う。

「あ、これサインが書いてありますね(笑)」

例によって最前列の席の助手席に、後ろ向きに座る。
「これ、足がつっぱってしまうんですよね。」

どうやらバスの揺れに対応するため足がつっぱってしまうようだ。

準備がととのうと、例によってABEさんたちスタッフの方が人間マイクスタンドとなる。


セットリスト〜バス復路 その1
1風の瞳
(森田哲朗)
「え〜さきほど日本平PAで、生歌ライブをやらないのか、やるとしたらこの曲をやってほしいというように集中攻撃をされまして(苦笑)」
「その曲がですね、相棒の曲だと思うとムカツついてきますけどもね(笑)」
よし、集中攻撃が効いてる(笑)

そしてそのときの集中攻撃の爆弾は、てつろうさんの「風の瞳」
さきほどのつま恋二日目のライブのリハーサル(当レポ後編を参照ください)でリハーサルで遊びでやってみたそうなので、こんどは真面目にやってもらおうというわけです。

歌詞がわからないので、歌が止まったら次の言葉を言ってくれるようにお願いする。
「次の言葉を言ってください。言うまで待ちますんで」

イントロは完璧っぽい、ハープの部分はやはり口笛で代用。


白い吐息を弾ませながら〜♪ ・・・止まる
(ファン)「羊のむれを〜」
羊の群れを ■○△Xぬ〜♪ ・・・止まる
(ファン)「まだあどけない〜」
まだあどけない ナナ なんななんなな〜♪ ・・・止まる


てつろうファンを兼ねる観客の協力でストップアンドゴーを繰り返しながらも歌は進む。
が、流石にマズイと思ったのか一度中断。

「・・・それほどダメですかね。知らない人は何をやっているかと思いますよね(汗)」

Aメロ、Bメロなど即座にあきらめてサビに入る福山さん。

風が〜流れてい〜くよ〜♪

歌詞は不完全ながらも、水10の黒木さんのように口楽器まで織り交ぜながらなんとか1番程度を歌い終わる福山さん。
イントロ同様、アウトロも完璧(笑)

「え〜、どうにもならないことがよくわかりました。」

「門外不出どころかですね。心の中にしまっておいてください(笑)」


2ジョニー・ビー・グッド
(チャック・ベリー)
「散々リクエストされていたんですが、コレも歌詞がわからないバージョンでいってみたいと思います。」

「イントロは有名なんですけども、歌詞が有名じゃないんですよ(笑)」

「”ニューオーリンズ”しか知らないんです・・」
といいつつ、効きなれたイントロ。

歌に入ってバス内爆笑。

なぬなななななな ニュオーリーンズ♪
なぬなななぬなに ニュオーリーンズ♪
だぬなだなぬはに ジョニビグーッド♪

それでもギターの再限度はさすがでした。

「どうも!すみませんでした〜」

「どういう内容なんですかね。ニューオーリンズでギターの修行をしている男の話なんでしょうか?」

実は全然わかりませんでしたと締める福山さん。

3GET BACK
(ビートルズ)
「鼻がつまったときはですね。屋上でカゼをひいたポールマッカートニーが似合うと思いますんで・・」
さきほどビデオで上映されたスターカラオケのJAMの特番の中で「思い出の曲」コーナーで紹介された「GET BACK」を演奏するという。
福山さんがこの曲の何に影響を受けたかというと、ジョンレノンのガニ股でギターを弾くあの格好に影響を受けたそうです(笑)

「普通ガニ股はかっこわるいイメージなんですが、ジョンのあの姿は、子供ごころに 形振りかまわない姿に見えたんですね」
というわけでジョンのガニ股に惚れた福山さんが、鼻詰まりのポールで歌うGET BACK。

さすがに好きな曲だけあって先ほどまでの歌詞が原因のぎこちなさのない歌ではありません。
ちゃんと合間にギターソロまで入れるあたりがさすがな福山さん。

因みにもう一つの「思い出の曲」でありSomebody to Loveは残念ながら却下されました。
コーラスは皆で入れるんでやってほしかったんですが(笑)

4デスペラード
(イーグルス)
「これでたぶん、GET FREEとDYNAMITE EXPLOSIONとかそのへんのとてもアコギじゃムリだろっていの以外は大体歌ったと思うんですよ。」
「”そうじゃない」”と異議のある人、手をあげてください!」

福山さんがこれまでとはうって変わって語気を強めて話し出す。
何かを成し遂げたとき男は何歳でも成長することができるんですね。うんうん。
確かにほとんどの希望はかなえてもらいましたので異議を唱える人はおりませんでした。

「・・・ははは、そんな挑戦的に言われたってね。はい、他になんかありましたっけ?」

そこであらたなリクエスト「Sound of Silence」が挙がる。

うーん。サイモン&ガーファンクルは好きではあるんですけど・・・。
だいぶ疲れが見えてきているので、もっと盛り上がれる曲が欲しいなと思っていると福山さんがカポを機材車のほうに乗せてしまったと判明。
ノンカポでは低すぎるということで
「ざんねん!」

カポだけでなく、用意した歌詞カード、そしてこの後のJAMでやる曲の歌詞も機材車ということで、必然的にリクエストが狭まっていく。

条件はノンカポ、かつ福山さんが歌詞をわかる曲。

「さあこい!」

というわけで皆が悩んでいるなか、私がリクエスト。
「デスペラード」

条件にはあっているはず。

「ああ、いいですよ〜」

どうやら大丈夫のようです。

昔よくショッパーズでやっていましたものね。
・・・私はたしか一度しか聞いたことありませんんが(笑)

歌が終わったのでリクエストのお礼を・・・
(私)「ありがとうございました」(福山さん)「ありがとうございました。」

あわわ、すみません。かぶせてしまいました(焦)

福山さんも高校一年のとき聞いて感動し完コピしたり、イーグルスのライブに行ったそうです。

ここで福山さんからブリディッシュロックとアメリカンロックの違いのウンチクが語られる。

ブリティッシュ・・・音が大きくて汚いハードロック
アメリカン・・・ハードロックな中にもさわやかさがある

イーグルスは、アメリカンロック。

福山さんも昔はネルシャツにブルーのジーパンで「ヒゲがはえねえかな」などとだいぶ感化された格好をしていた時期もあったそうです。
5新しい風 「新しい風」
続くリクエストはオリジナルから。
それにしてもオリジナルほど、曲名をきいてから手を額にあてて悩むのはなんでだろう。

できるだけブリッジ近くをストロークして、固めの音を表現する福山さん。
私は血液型占いは一切信じていないのですが、こういうことろは典型的なA型の性格ですよね。
↑ステレオタイプ化というのはあると思いますので(笑)

運ぶよ大空に〜♪と合いの手をいれるファンもステキだ。

麻生さんがまだ若かった頃作った歌詞。

この曲はデビュー間もないころにステージでやっていたので、CDが出た当時の七年前くらいにはできていたらしい。
6ヒコーキ雲とひとり 途中歌詞がわからないときはカッティングを続けながら、ファンに歌詞をたずねる福山さん。
一番は調子よかったんですけどね(笑)
「ぼくらのゆく道は〜」あたりから完全に飛んでしまったようです。

「ごめんなさい、予定の半分までしかできませんでした。」

なぜ一番は調子よかったのかの謎がその後のMCで判明。
昨日のイベントライブでやるつもりでリハーサルまでしていたそうなので、リハでやった頭のところだけは覚えていたらしい。

なるほど、つじつまがあっている!
7GOOD MORNING ちょうど神奈川県にはいったところ、いつも混んでいる場所ですが、事故渋滞も発生中。
渋滞がながびけばそれだけ生歌コーナーが長くなる(笑)

ここでリクエストされた曲は「GOOD MORNING」

「最初の文字を教えていただけますか〜?」

だいぶ声も枯れてきている福山さん、咳き込みながらも歌いつづけてくれる。
声の枯れは重要ではない、重要なのは次の歌詞がでるかどうかなのだ。

こうやって歌詞とかで苦しめられた曲は、今後福山さんやるかどうかが心配されます。
たとえばMY SOUL FOR YOUとかはしばらくはやってくれないかも(笑)


最後に歌の説明をつけてそれらしくしていますけども・・・といいながら歌解説にはいる。
「この曲も歌詞は麻生祥一郎だ!」

麻生さんはSFファン・・・というより手塚治虫ファンで福山さんも本をいろいろ借りたらしい。
タイムマシンやマンモス(「マンモスはSFっぽくないですが^^;」)といった世界観を持っていた麻生さん。
そこから生まれる歌詞は面白いものも多かったそうですが、そういった歌詞は・・・
(麻生さん)「今は昔と違って生活が違うからムリだ!」

同じく麻生さん作詞のFLOWERは、まさに麻生さんの繊細さの極致、麻生さんの太宰治好きのあらわれだそうで。

なるほど、ザ・ボンチも好きなのかどうかは定かではないですが、「おさむ」好きなわけですね。

「ルックスもああですし、ハミングやめてからの体型とか、髪の毛とかも・・・」

先日、福山さんの前で「作詞家引退宣言」をした麻生さん。
「まあ、人間なんていつ変わるかわからないですけどもね!また彼の歌詞に期待したいと思います。」
GOOD MORNINGが終わったところで、海老名まであと2キロ。
もうちょっとなのですが、渋滞なのでどのくらいで着くかは不明。
ここで新兵器の「コンピュータ」(マックのノート?)も登場。
歌詞の表示が可能な状態に。
さすがスリーナイン代表取締役だ!たよりになる!

「これでもう、こっちのもんだって感じですね。鼻詰まり以外はカンペキです!どうぞ!」


挙がったリクエストは「きらわれものの歌」

「きらわれ! まかしてください。きらわれ!」

とABEさんの方に目をやる福山さん。

「・・・ないですよね(涙)」

カ、カンペキなはずが・・・(涙)

というわけで、きらわれものの歌の説明がはいる。

この曲は初期の頃のビートルズを意識したもので、この曲をゆっくりやるか速くやるかで最後までもめて、ほとんど同じクオリティのデモテープをそれぞれ作ったそうです。
結局CDは速いバージョンが選ばれたわけです。

「しかし、遅いバージョンにもなんとも捨てがたい味というものがありましてですね・・・」

その遅いバージョンを発表してはいないということに気づいた福山さん。
「海老名でソフトクリームを食べたあとにですね。・・・ってさきほどもう食べましたよね(笑)」

曲をつくった時点ではラブソングだと思った福山さん。
恭子さんの出した回答があの歌詞。

いまはビートルズのビの時も感じられなくなったという「きらわれものの歌」
動物好きな福山さんにとっても、重要な曲と位置付けられたのを再確認しているようでした。

「その曲をですね、この”え・び・な”・・・なんか”き・ず・な”とか”み・れ・ん”みたいですね(笑)」

というわけで海老名SAでの休憩後に遅いバージョンでやることを約束した福山さん。
後半も楽しみですね。


休憩(海老名SA)


「きましたね〜。東名のなかでも1、2を争うでかいパーキングでございますね。メロンパンが有名でございますね。・・・そうですよね?」

さすが物知り福山さん。

というわけで福山王国バスツアー一向は海老名SAで15分ほどの休憩をとることに。

休憩中はやはり一服している福山さんを囲んで雑談会。

バスに乗り込む一行の手の多くにはメロンパンが握られていたという。

そして、ファンが心配になるほど遅れに遅れて最後にやってきた福山さんの手にもそれが!

「あなたをメロンメロンにさせる(はぁと)」
海老名SA上り限定メロンパン

私もメロンメロン

ほとんどお昼抜きだった福山さんや、この後EXTREMEライブを見に行くために夕飯をとる時間のないファンの胃袋を多少満たしてくれたのだった。


生歌ライブ〜バス復路2〜



「5時になりましたー。」

時間がおすこともなく5時ピッタリにはじめることができましたという挨拶とともに、生歌ライブ後半戦のスタート。

「アコギでむりやり福山にリクエストする大会 パート6〜!」

もうパート6までやっているんですね。お疲れ様です福山さん。

メモをとっていたファンによるとすでに52曲。
多少ズレはあるかと思いますが、50曲以上もやっているとは!

セットリスト〜バス復路 その2
8きらわれものの歌(Slow Version) というわけで休憩前に予告していた通りこの曲でスタート。

生歌中

たしかにゆっくりだー\(^o^)/

いつもの感じがでなかったんで難しいというのがご本人の感想。
9カントリーガール
(谷山浩子)
バスは都内にはいるころ。
海老名PAで谷山浩子のナンバーを念押しされたらしく、ここでやることに。
福山さんがチョイスしたのはカントリーガール。

洋楽ばかりの福山さんが聞いていた邦楽はチューリップと谷山浩子、そしてCharを少々らしい。
ちなみに谷山浩子さんからはピアノにおおきな影響をうけたという。

「ポールマッカートニーよりも影響を受けたかもしれません。今回はアコギですが(笑)」

女の人のキーの曲なので、事前にキーあわせをする福山さん。

に〜な〜♪

この歌詞はちょっとズキューンとくるやつだったのですが、暗めの曲が多い谷山曲のなかでも比較的ライトな方だそうです。
ちなみに一番好きな曲は・・・もっと暗いやつだそうです(笑)

途中コードをミスする福山さん。めずらしい。

歌詞も途中ラララでごまかした個所があったのですが、本人は自信があったらしく演奏後MCで謝罪しておりました。

「間違えるわけないと思っていたんですが、間違えました」
10NIGHTINGALE 「(到着まで)あと20分くらいになりました。耳も疲れたでしょう。身体も疲れたでしょう。」
長旅お疲れ様でしたと、ファンをねぎらう福山さん。
「私は、脳みそも、ノドも身体もヘトヘトであります。」 しかも走行中のバスの中でギターを弾くためにふんばって座っているのが原因で、右足のふくらはぎあたりがつってしまうという念の入れよう。
どうやら ねぎらうべき相手は福山さん本人のようです(笑)

すでにバスは世田谷。生歌ライブが出来る時間ものこりわずか。

リクエスト曲は「ねここしゃん」

「ねここしゃん!? わかりました。では、ここぞというときになったら、皆でねここしゃんやりましょう!」

というわけでねここは締めまで保留。

そのほかに一曲くらいということでリクエストされたのは「NIGHTINGALE」

もちろんこの曲なら福山さんも即OK。
そういえば最近ショッパーズもアコギ旅もないためか、この曲聞いていませんでしたね。

「本当に久しぶりに歌詞間違えないでいけたんじゃないかな。・・・いけたよね??」

はい、いけました(笑)

11ねここしゃん 17:15分。
もう新宿の近辺だろうか。
しだいに渋谷に近づくバス。
「そろそろか・・・」

「もうこうなったらマイクなんていりません。皆で叫ぼうではありませんか!」

オーラスを宣言し、マイクさえどけてしまう福山さん。
福山さんはついに立ち上がってギターを構える。

マイクを通さないことで、うしろの方のファンにギターの音が聞こえないことを心配して試し弾き。
「聞こえるわけないよね。 でも福山ファンとして、ギターの音は聞こえてください!」

みんなねここのビートを脳内で再現するのだ!

といっても心配した女性スタッフが、ちゃんとマイクを寄せてくれました。
脳内ねここは残念でした。

ねここのイントロを刻みながら

「本当にありがとうございましたー!」
YEAH!

「えー5月にはまたライブがあります。来てください!」

YEAH!

「では歌ってください!」

全員で大合唱。
ねここ。ボーズパッパが車内を満たす。
最初からボーズをいれるあたり、さすがコアなファンの集まりだ。

スタンディングねここしゃん

コールアンドレスポンスで渋谷までの時間をかせぐ福山さん。

まだここでノドを酷使するとは!


最後にうるさくして運転しにくかったでしょう。
運転手さん無事我々を運んでくれてありがとう!

ねここしゃん、とボーズをいう人がファン内でも別れるのが面白い。

山手通りに差し掛かったところで、ついにラスト。

「ありがとうございました〜!」

「これで何十曲ですか?」

先ほどのメモラーファンにたずねる福山さん。

(メモファン)「えーと、55です。」
「あ!言ったとおりになりましたね。松井の背番号ぐらいに・・・」

松井の背番号・・・(笑)

(メモファン)「間違えました、56です。」

「う。え?・・・、ちょ・・・(苦笑)」

何かものを言いたげに、所在無く手を動かす福山さん。

え、えーー?

もう苦笑いを浮かべるしかない。

「・・・(背番号に)勝った!」

これが福山さんの出した結論でした。お見事!
焦ったときの福山さんによる面白リアクションが見れました。
福山さんの話している内容をその根底から覆したファンに拍手(笑)


バスガイド再び


ギターをおき、座席に座りなおす福山さん。
ちゃんと通路に身体を出して皆から見えるようにする。

「こんだけ大量に、しかも歌詞が合っている率がこんなに低いライブというのは初めてなんじゃないかな。」

そしてこんなに濃くて楽しいライブも初めてです。

「長い間お疲れ様でした・・・といっている間に見えてまいりましたのがですね。4月某日を持ちまして移動が決定したスリーナインのビルがありますね」

もう残り数日だから良いでしょう、と場所を教えようとする福山さん。
心配げに見守る(?)ABEさん。
「そこのマンホールの中です(笑)」

とりあえずその近辺だということで。お金はないそうなのでしのびこまないように。

「僕がいつもとめている場所がここで、奥井ちゃんの家がこの・・・ってそんなのいっちゃいけませんね(笑)」

奥井さんセーフ!

「絶対ダメですね、ヤバイね。ここから1キロ以上離れているんで大丈夫です。ヤバイ!」

奥井雅美ファンの方ご安心を、絶対に福山さんは話しません!


挙手


(ABE氏)「すみません。渋谷公会堂前で降りる方は何名くらいいらっしゃいますかー?」

はいっと手をあげる、私やその他。
大体半分くらいが降りるようだ。

手を上げている人数を確認するために後ろを見ようとおこじょのように首を伸ばす福山さん。

しかし、先生席に座っている女性ファンが、同じように後ろを見ようとしている後ろ頭がかぶさって見えていない。
避けようと頭をずらすものも、同じ方向に動く人たち。かなり間が悪いです(涙)


終了の挨拶?


(ABEさん)「本日はありがとうございました」(福山さん)「ありがとうございましたー」

ABEさんの話が続く。
「第1回目ということですごくバタバタしたり至らない点があったかと思いますが、またこういった福山さんと交流できるような場を設けていきたいなと思いますので、その時にも是非またご参加ください。」
最後の言葉をABEさんに促された福山さんにマイクが手渡される。

「本当に皆さま、お疲れ様でした。
本当に十分な何かが出来たかどうかはわかりませんけども
とりあえず第1回ですし、これを叩き台にして、もっとデカイファンクラブにしていこうと思っております。

とりあえず今日この日にちからですね。私は”王”になります。


会員証の遅れ、デザイン・・・というかファンクラブ名「福山王国」の決定が遅れたのが理由らしいですが、今月末にはとどくとのこと。
ぜひともカッコイイやつを希望したいものです。
(4/30現在 怪しげなホストクラブの会員証みたいですが、カッコよかった!満足!)

「”ロッキー王国””麻生帝国”に似ているということで、双方のご迷惑かけて・・・おりません(笑)」

「まあ、何を言っているのかわかりませんけども。ともどもヨロシクお願いします!
それでは!またいつか会える日を、皆様ごきげんようさようなら!」


グランドフィナーレ


渋谷公会堂近くでバスは停車。
ここで福山さんおよび、私を含むEXTREMEライブ観戦組は降りることに。

真っ先にバスを降りた福山さんは、ここで降りるファン一人一人に声を掛けて握手をしてくれた。

到着時間がかなり遅れてしまったため(17:30頃)急いでいるだろうに、最後まで詰めが甘くならないサービスが嬉しい。

本当に楽しかった!
ありがとう!

そしてつたないレポをここまで読んでくれた方、ありがとう。
おそらくこれが私がDEA-THとして書く最後の特集レポだと思います。

これまでありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。

BE HAPPY LIVE LIFE!


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後編はこちらからどうぞ。

アニぱら音楽館 EXTREME LIVE 2005


開始時間ギリギリで入ることができた渋谷公会堂。
あまりに濃かったFCツアーの感動が消えないままの参加のため、感動は極薄。
盛りだくさんのライブなのかもしれないが、濃密な味を味わったあとではあっさりすぎる。

さて私の座席(右端)からはリハ不足の福山さんが、ステージの脇から立ち位置などを確認している姿が非常によく見て取れた(視力1.5)

もっとも最初は、ちょうどchelip(野川さくらと新谷良子のワンナイトユニット?)で、フリフリの衣装を着た二人がステージに立っていたときだったので、それを覗きにきていたのかと思いましたよ(笑)

米倉千尋さんの「嵐の中で輝いて」
曲名紹介されたときはカナリ期待したのですが・・・。
肝心なところを観客に歌わせてどうするよ!

さて、福山さんの晴れ姿ですが、
実際のステージでシャウトしまくる福山さんは、FCツアーの時と違っていろんな意味で遠い。

あれだけ歌ったあとでもこれだけの声がでる。
いったい今夜ここに来ている観客の何人が、福山さんが直前にどれだけの曲数をうたってきたのかを理解していたのだろう。
もしかしたら、スタミナがないくらいの感想をもたれたかもしれない。

知るひとぞ知る福山さんの偉業。
私もその一人としてこの先語りついでいくことでしょう。

とにかくお疲れ様でした。
そしてありがとう福山さん!!


★お願い★
間違い、勘違い、音楽的知識の間違い、プライバシー侵害にかかわる記載がありましたらメール等でご連絡ください。ヨロシク!
★ご注意★
アーチストの言葉の表現など、(記憶の)都合上改変している場合があります。


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