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◆2005.12.31(土)◆ 福山芳樹
SEAWINDOW横須賀音楽祭グランドファイナル
福山芳樹ソロライブ in 横須賀ショッパーズ
■会場
ショッパーズプラザ横須賀 2Fセンターステージ

福山芳樹ステージ 17:15〜(30分間)
無料

■撮影その他
OK

■セットリスト
01 真白にかわれ
02 星空のレクイエム
03 白い森
04 RED DATA FRIENDS
05 NA NA NA

※02はソロバージョン


ショッパーズセンターステージ

今年の福山さんのカウントダウンライブは日記で告知されたように横須賀ショッパーズの昼の部のみ参加。
よる年波(笑)のためか寒空での深夜のステージは堪えるということで、そのため昼の部へ出演したらしい。
というわけで本当に久しぶりのショッパーズ福山芳樹ソロライブ。
30分だけの短い時間ですが、祝!復活。


2005年も終わりが近づき、各地で年末行事もたてこんでくる。

12月31日の大晦日はショッパーズでは恒例のカウントダウンイベントが行われている。
2Fセンターステージでは13:00〜から グランドファイナルを銘打ってのライブステージが展開。

出演者には福山竜一さんや山浦克己さんといったよく見知った名前。
そしてトリを飾るのは「福山芳樹」

私がショッパーズに到着したのは4時ごろ。
ちょうど竜一さんが男っぽいステージを繰り広げているところだった。
席はまばらに空いており、余裕で座れた。
福山さんの出演のころにはここも埋まるのだろう・・・(※年末に30分間のライブのためにくる人が少なかったためか結局埋まりませんでし^^;)

竜一さんに続き、以前のショッパーズのイベントで見たことのあるFISH ON、山浦克己さんと続く。
FISH ONはビジュアル系(顔は野村義男みたいな顔ですが)のボーカルギターとキーボードコーラスのツーピースバンド。

失礼ながら、竜一さんと山浦さんにはさまれて演れるレベルではない。
その後の山浦さんのステージの安定度とのコントラストが強すぎていた。

山浦さんは、現在発売中のCD「SACRED SMOKE けむりの貴公子」からの曲目を中心に演奏。
私の友人も何人か購入しており、おまけらしきポスターを持っていた。
山浦克己



準備中



山浦さんのステージが終了すると福山さんの出番。

演奏後の山浦さんを司会進行役のあまり面白くないお笑い芸人二人がインタビューしている間に福山さんがセッティングをはじめる。

福山さんセッティング中

準備完了まで間を持たせるためか、司会の二人が一生懸命話している。正直あまり面白くなかったですが(汗)
福山さん登場に際し客席にビデオやカメラがガンガン準備されていくのを見て、客いじりをはじめる始末。

(司会1)「最前列の方々・・・準備はよろしいでしょうか?」
(司会2)「新巻鮭を買いに言ったりとかですね。」
(司会1)「いやそれどころじゃないですよ、カメラのセットをしたりですね・・・」

その後ろをちょこまか走り回って準備する福山さんを撮影する観客。

おもわず司会までポーズをとったりしているが、もちろんスルーされる。
福山さんを撮影するのに夢中でそれどころではない(笑)

(司会1)「ああやって本番に備えて調整しているんですよ。」


いっせいにステージカメラが向けられるのにビックリしている司会が「悪いことしないかぎりこんな経験はできない」「記者会見みたいだ」と感想をもらしていた。

5分ほどで福山さんの準備が完了。

司会はそれに気づかず、本日の出演者の振り返りなどをしていた。

乾燥対策にペットボトルのお茶を飲みながら物申したげに司会をチラチラと見る福山さん。
チューニングのしなおしやマイクテストなんかしたりして、気づいてくれるのを待っている(笑)

一分後ようやく気づいた司会によって紹介される福山さん。
たっぷり1分は時間を無駄にした感じでしょうか。

(司会)「SEAWINDOW横須賀音楽祭グランドファイナル! トリをつとめていただきますのは・・・・福山芳樹さんです!どうぞ〜」

(拍手)パチパチパチパチ・・・


服装・楽器


福山さんの服装は、先日のJAM 5th LIVE KING GONGでも着ていた黒の衣装。
ズボンはその時の穴空きではなく、新調したらしき穴無しの黒ズボンだった。

ギターはいつものハイジ(CAT'S EYES CE-2000) 。
気のせいか、最近めっきりTACOMAを見ないような・・・。


ライブ


(福山さん)「え〜〜〜 こん、にちわ。福山芳樹です。」

さすがA型性格の福山さん。「こんにちわ」と「こんばんわ」の間の微妙な時間帯だったので「こん」で一瞬溜めて自己紹介。
福山さんにとって17時頃はこんにちわに属するらしい。

続いて出演の経緯を話す福山さん。

「毎年のように暮れは12時近くというかカウントダウン近くで(ライブを)やっていたんですけどもね。
今日は・・・今年はですね。早い時間で終わらして・・・とか言っちゃいけませんね・・・に出演しようかなと思っておりまして出演にいたったわけでございますけども。
この時間帯にやるのは初めてでございます。
よろしくお願いします。」


とかなりご丁寧な挨拶を頂戴してしまった(笑)



1真白にかわれ
真白にかわれをここショッパーズで初めて聞いたときの感動は忘れられません。
その日の内にコピーしてコード譜をつくりあげた漢もおりましたね(笑)

ライブ前にコーヒーやお茶などの飲料を大量に摂取していたようなのでちょっと心配していたんですが いつもより歌っている顔が苦しげなものの、破綻することなく歌い上げた福山さんにちょっと安心。

「はいどうもありがとうございます。真白にかわれでした。今年1年も真白に洗い流してみたいものでございます。」

今年は福山さんの躍進の年だったような気がするんですが、福山さんには洗い流したいような出来事があったのでしょうか?
ため息とともにしみじみと語る福山さんから疲れのようなものが感じられた。

な・・・なにがあったんですか!?
2星空のレクイエム
演奏前に曲目の紹介。

「次は・・・今年書いた曲は非常に少なくてですね。アルバムも・・・あっ!アルバム出したんだ!」

今年の前半にFUKUYAMA FIRE!!!をリリースしたことを思い出す福山さん。

それ以降はJAMの活動ばかりで自分の活動をしていなかったので来年はもっとがんばると決意を語り(チューニングしながらですが) 次の曲を紹介。

話の流れから、今年書いた新曲をやるみたいだ。

私がTOP20でリクエストした「LIKE A FIRE」かと期待したが正解は・・・

「『星空のレクイエム』です。」

まさかJAM関連のデュエット曲でくるとは思わなかったのでかなり驚いて軽い興奮状態になってしまった。
嬉しい誤算とはまさにこれか。

福山ファンたるゆえんか、KING GONGの感動が再びというより今回のようにソロで歌ったほうが全然いいような気がしました。
影山さんのファンには悪いですが、こういったバラードは福山さんのような透き通った歌声が似合います。

演奏後のMCで星レクの解説をいれる福山さん。

「歌詞に"戦士"とか入っていますが、これはアニメの主題歌・・・いや挿入歌でありまして。まだ流れてないのかな?まだ流れてませんね。」

ファンの言葉1:すでにスパロボ第3巻が発売されている。
ファンの言葉2:星空のレクイエムはEDテーマ

ひそひそ話すファンの声を聞きつけたのか

「全然違う!? ・・・似たようなもんですね。はい!」

と強引に自分の中で納得させてカポを付け直す。
ちなみに星レクは3カポでしたよ。耳コピする人は要チェック

福山芳樹
3白い森

「冬は乾燥しているんでノドが・・・」

ペットボトル茶を飲む福山さん。
冬つながりでしょうか「冬っぽい曲」と次の曲を紹介。
そのものズバリ「冬」を演奏するかと思いきや「白い森」だった。

残念なわけではないのです。ただ比較的あたらしめの曲ばかりの選曲にちょっと期待が膨らむわけで。

なにせステージ開始直前の福山さんの言葉では、全然セットリストが決まってなかったらしく、そういったときの福山さんは面白いですよね。

乾燥のためかノドの調子が気になる福山さんが切なく歌い上げる白い森はやっぱりいい曲だ。

先日のWILD VOXとかでけっこう聞きなれていましたが、ソロの時はまた一味違いますな。

4RED DATA FRIENDS

もうこのステージでは他の出演者に何回も聞かれているかと思いますがと断りを入れながら年賀状の話題のMC。
「年賀状はもう書きましたか? 僕はマダです。 そもそも書く気があるのか? 最近ではメールで済んでしまうということもあってですね。 だんだん不精になって最後にはメールになってしまうんですね。」

福山さんもいつからか「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」の続きが書けなくなって、結局印刷で済ませてしまっているらしい。

福山王国の会員全員というのは難しいのかもしれませんが、福山さんからの年賀状ほしいなあ(笑)

「まあそんなことはどうでもいいんですけども・・・じゃあ残り少なくなったのでパン!パン!といってみたいと思います。」

演奏されるのはRED DATA FRIENDS。 イントロをAメロのリフに置き換えたバージョンで演奏。
コミカルな感じがましていい感じかも!

2番への入りで歌詞が乱れるのもご愛嬌です。
5NA NA NA

すぐに次の曲を演奏。
イントロを弾きながら挨拶をする福山さん。

「どうもありがとうございました。最後の曲になります。」

最後の曲には「NA NA NA」を演奏。

こちらもWILD VOXではよくやっているのでとくに言うことはないのですが一つだけ。

ちゃんと手を振り上げる振り付けをしている観客が私を含めていたんですが、福山さんそのときほとんど目をつぶっていて気づいてもらえませんでした(涙)


なんどもお辞儀をしながら福山さんがステージ脇に帰っていく。


(司会)「福山芳樹さんにもういちど拍手を〜〜〜〜!」

質問コーナー


(司会)「さてもういちどご登場いただいて・・・質問とかもありますしね。」

福山さんは控え室に入ってしまって全然戻ってくる気配がないのを心配しながら司会をすすめるお笑い芸人二人(笑)

すっかり忘れていたらしく、司会の人に促されてようやくもどってきた福山さん。

「まだ仕事終わってませんでしたね(苦笑) ・・・はい、どうも〜」

照れくさそうに苦笑いを浮かべながらライブで使っていたマイクスタンドのマイクを取り外してステージの中央にたった。

これまでの出演者はステージの端っこでインタビューを受けていたんですが、さすが福山さんだ。
私のようにカメラ撮影する側としては中央の方が助かりますよ(笑)

福山さんインタビュー

(司会)「今日はいろいろなアーチストの方々に、終わった後僕らが色々聞いていたんですが・・・」

福山さんには観客がすごい数集まっているので、お客さんに質問してもらおうと提案する司会の人。

福山さんはものすごくイヤそうな感じだ(笑)

以前の嬬恋でのFCツアーの質問コーナーでトラウマを植え付けてしまったか!?

どうやらいい手を思いついたらしく福山さんがわれ先にと司会を奪う。
「本当ですか? え〜質問ある人は手をあげて、はいいませんね。どうもありがとうございました〜」

はやいっす。
まさにしてやったりな福山さん。
質問を考えるヒマも与えずに打ち切るとは(笑)

(司会)「これだけカメラかまえている人がいるのに? 質問はあとで個人的にということなんでしょうね〜。」
よっぽどイヤだったという雰囲気が伝わったのか司会の人も強いて追求せずにまとめていた。
福山さんピンチ脱出(笑)

というわけで司会による「今年を振り返って」の質問に答え始める福山さん。

「実はショッパーズに3年くらい前は頻繁に出ておりまして、5〜6年前までは月いちとは言わないまでもそれくらい出ていたんですね。」

「3年くらいまえからバッタリと音沙汰なく・・・あの山浦と一緒にやったのが、3年か2年ぶりくらいなんじゃないかな?」

「一昨年かなんかに、ここの野外でやりまして、あまりの寒さにどうしようかと思いましたよ。」

(司会)「今年は屋内だったんで・・・」

「シャツ一枚って感じですよ(嬉)」

13年くらい前ショッパーズが出来たてのころから出演していたと語りながら、その時は司会の人はまだ中学生くらいだなと過ぎ去った月日を振り返る福山さん。

「もう困っちゃうな。歳をとってしまいました。良いお年を!」

「とし」つながりのシャレのせいか笑いの絶えない質問コーナー。

最後に来年に向けての活動を聞かれる福山さん。

「例年のとおりアルバムを出します。できたら4月・・・実は今年の一月(明日ですね。)に出す予定だったんですが、レコード会社に謝って4ヶ月伸ばしてもらったということもありますんで」

4月からさらにズレこむ可能性もありそうですが福山さんの新アルバムへの期待の方が大きいですよね。

(司会)「延びた分だけより良くなって発売されるということですね」

「・・・そ、そういうことですね!そう思ってください!そう思え!(笑)」

思います(笑)

終わりに


というわけで久々のショッパーズでの福山さんのソロライブ堪能させていただきました。
30分という短い時間でしたが、今回のセットリストはすばらしいものがありました。
今年最後にいい思いさせていただきました。

それでは今年のライブレポもこれにて終了です。
また来年のライブでお会いしましょう。
良いお年を〜!

来年もがんばろー!



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