1 | HOLY LONELY LIGHT
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イントロの福山さんのシャウトで白幕が解き放たれ、向こうから現れた福山さんたちはファンの大歓声で迎えられる。
シャウトの勢いで今日の福山さんの調子のよさが感じられる。
もちろん演奏曲は「HOLY LONELY LIGHT」
今日のステージは、福山さんの位置が若干東京や大阪より近めだった。
福山さんの吐き出すツバの雫までよく見える。
今日は飛びまくり。調子のよさが伺えます(笑)
例のKOWZY氏から貸し出されていたバサラフィギュアは、大阪ではなかったが、今回はちゃんとVOXアンプの上に配置されていた。
ちゃんと生きているということでKOWZY氏も安心していることでしょう。
それにしても・・・メインボーカルの音でけええええええ!
最初のシャウトで耳がやられそうになりました(涙)
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2 | ROCK'N'ROLL FIRE
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続いてロックンロールファイヤーを演奏。
サビであげるバンザイが揃っているのは、これまでの会場を制覇してきたファンがいかに多いかということだろう。
すっかり場慣れしてやがる(笑)
この曲でバサラフィギュアは見事に倒れていた。
ただでさえバランスが悪いフィギュアの上に、ゆれるアンプの上じゃ仕方ないかも。
この曲の演奏後に、ローディの男の子が立て直していましたが、またすぐ倒れてしまい、ライブ中はずっと倒れていました(笑)
最後の方で、福山さんがファンに向けてバサラフィギュアを見せつけるようにしていたので、使命はまっとうしたことでしょう。
・・・投げてくれればよかったのに!
KOWZYさん残念でした(笑)
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3 | NEW FRONTIER
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2曲をパパンと歌って、ようやく挨拶。
(福山さん)「な〜ごや〜! 元気ですかー!?」
(観客)「YEAH〜!!」
OH YEAH!名古屋のヤツラは相変わらず元気だ!
今日の会場はいつものell.Fits Allと違い、その下の階にあるちょっとひろいハコであるElectric Lady Land。
「今日はいつもと違ってちょっと広いんだよ。お客さんのいるところもそうだけど、ステージの上もね!」
名古屋のファン(+一部の遠征組み)の歓迎に感謝の言葉を述べながら、ストラトをかき鳴らす。
麻生さんもウマイ具合にあわせてドラムを鳴らす。
観客は大歓声を上げる。
「調子いいねー!」
気に入ったのか何回か繰り返した福山さん。バッチリきまって嬉しそうだ(笑)
その勢いで次の曲「NEW FRONTIER」へ。
(私)「今日の福山さんは良すぎる!」
頭のアカペラの声は伸びる伸びる。
今日の福山さんの声はめちゃくちゃ良い。
ここまでキレイな声で聞ける当たりライブは1ツアーに1公演あればいいほう。(福山さんすみません。)
大阪の調子が今回のベストだろうとあるいみ達観ぎみで今回の公演に来た私は、このことに気づいて興奮気味になってしまった。
普段より声も出していたと思う。
WOW WOW!
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4 | SUBMARINE STREET
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NEW FRONTIERから続けてすぐさまSUBMARINEのイントロにはいる。
これはどの会場でも同じ。
なんかコードをミスっているような、食い違っているような、そんな違和感を感じるのも同様。
しかし、今回は歌声が他の会場より2ランクは上。
お尻がブツギレにならずに、伸びる歌声が気持ちいいくらい。ビブラートまで確認できるくらい伸びるぜ。
細かい演奏のことなどふっとんだよ。
演奏後にギターのチューニングをしなおしする福山さん。
すぐさま名古屋の名物男による「がんばって〜!」コールが入る。
今回は使うギターの本数も多いため、チューニングも多く行う必要がある。
その間にがんばってといわれるのは一番ツライとぼやく福山さん。
「もうがんばってるんだよ(涙) お前もがんばれよ!!」
大歓声で応える観客。
名古屋のファンはやっぱり元気だ。
でも歌声に大興奮の私も今回は結構歓声を上げていたぞ。
「名古屋名物”がんばって”・・・名物にしないで欲しいけどね(苦笑)」
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5 | 夢の道
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「水分は足りてますか?」
とどこぞの化粧品メーカーのCMみたいなことを尋ねる福山さん。
「え? 足りてねえ?」
足りてないと応える観客にオフマイクでボソボソ。
「あ、あれ? 500円で(ドリンクが)買えるんじゃないの?」
この買えるけど熱気じゃすぐに渇きますよ〜。
熱さといえばということで、ell.Fits AllとElectricLadyLandの違いで、会場の広さのほかに、ライトの数が段違いだと説明する福山さん。
たしかに天井やステージ後方などすさまじい数のライトがびっしりと張り巡らされている。
とくにMC中など会場全体をあかるく照らすときなどは、ライトの熱が照射されて室温が1度〜2度は上がっているような感じ。
こりゃ熱いわけだ。
「すごいよね。皆もたまんないけど、オレもたまんないんだよね。」
熱いからといって照明を減らされるのはいやなようで、一応照明係のスタッフに断りを入れる福山さん。
「だからといって容赦しないで(ライトを当てて)くださいね(笑)」
そこで福山さんのMCをさえぎるように叫ぶ女性の声。
「あーそれ兄貴も同じこと言ってた!」
「なに? 誰が言ってたって?
・・・
ああ、兄貴ね? 兄貴もここでやってたの?」
えっと・・・兄貴って水木さんのことだよね?
福山さんも水木さんのこと兄貴って呼んでいるのか定かじゃないので、ずいぶんと独り善がりな発言に聞こえた。
というか福山さんのライブでJAMライブでもないのに・・・
「は?・・・な、なんだか(よく聞こえないから)ゴメン!」
なんか訳のわからないことをごちゃごちゃ言っているので、相手をしていると進行の妨げになると判断したのか福山さんもさっさと切り上げる。
観客からはその英断に大きな歓声と拍手が送られる。
ここまで嫌がられたファンの発言も前代未聞だよ。
「今日はFBライブ最終日。2週間も間があいたのでメンバーも思い出すのが大変だったよ。」
一応大丈夫だけどね。と断りをいれる福山さんだが、
開場間際までリハをしていた音が聞こえていたのでかなり切羽詰っていたのは間違いない(笑)
そして次に演奏する曲は「夢の道」
東京、大阪と、演奏前の説明をしてこなかった回るスピーカーについて前説をいれたのは今回がはじめて。
しかも、ONのときとOFFのときとの音の違いまで聞かせてくれた。
名古屋のみんなは幸せものだー。
もっとも福山さんにしたらただ機材を自慢したかっただけかもしれないけど(笑)
というわけで回るスピーカーを通した音でイントロを演奏。
声のすばらしい今回は、静かな曲もより一層深い感じがしてハッスルさせられてしまう。
実は先日にあったてつろうさんのライブで2nd Stageあたりから調子がわるく、今日もずっとローテンションな状態だったのですが、福山さんの歌声がすべてを吹き飛ばしてくれた。
なんでこんなに元気になるのか、というくらい体調がよくなるあたり私も節操がないということか。
もしかして昼間に食った山本家本店の期間限定メニュー「元気入り味噌煮込みうどん」のオカゲかもしれないな。
めちゃくちゃ値段高かったしね(笑)
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6 | REMEMBER 16
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麻生さんとてつろうさんが、照明が暗くなった中こっそりとステージを去る。
東京、大阪と同じようにキーボードのHIDEさんが紹介される。
ついでにHIDEさんの後ろでくるくる回っているスピーカーも紹介される(笑)
「今回はマクロス7ライブということで、ちょっと奮発したりなんかしてね(笑)」
うあー。やっぱり自慢だったか(笑)
「VOXアンプも二つあったりしてね。ま、そんなことはどうでもいいんだけど・・・」
ひとしきり機材の自慢が終わると、10〜11年前くらい前にやり始めたとマクロス7の思い出を語る。
ここにきているファンの方が知っていると思いますがとと苦笑する福山さん。
「35才を超えたあたりから記憶がとんだりしますので皆さんも覚悟してくださいね。」
私はもうこの年(22才)ですでに物忘れが激しくなっているので相当の覚悟が要りそうです(笑)
「11年前といっても私もあまり若くなかったんですが(30歳超)、ハミング・バードでタイムレスを出したばっかりで売れなくてですね・・・」
そんなときにマクロス7の話が来て、これはいいやとやってみたものの、当時は名前が出てなかったという結末を苦笑しながら話す福山さん。
切ないです(笑)
「皆さんも10歳若かったということで、今日も色とりどりの年齢の方がいますね。ま、悲しくなるなよ!」
うわあ、仲間に引き込もうとしている(笑)
・Seventh Moonは夜中の2時に呼び出されて、さあ歌えといきなり当日歌わされた。
・アニメ最後の方で歌のキーが上がるにつれ、林くん(声バサラ)の「俺の歌をきけ」もハイテンションになった。
・アニメ作成前、紙でもらった資料のバサラの設定年齢は19歳。福山さんが歌った後、雑誌で見たら21歳。
「2歳も上げやがってって感じなんですけどもね。」
福山さんの歌声でそんな若くないと年齢設定があげられたようです(笑)
そんな当時を懐かしみながら、HIDEさんと二人で演奏する曲は「REMEMBER 16」
Remember♪Sixteen♪はちゃんと観客が入れる。
福山さんの声が最高なので、私もいつになく大きな声で(略)
HIDEさんとのセッションもこれで3回目になりますが、だんだん息もあってきて、名古屋では安心してきくことが出来た。
それに今回はステージの高さも低く、HIDEさんを隠す譜面台も小さい感じでよく表情や弾いている姿がはっきりと。
名古屋にしてはじめてHIDEさんの姿をみたような気がする私なのでした。
ところで、この曲は毎回福山さんがアウトロの後に「Oh Yeah〜」と入れるのがシブイのですが、
大体先走った大多数の観客による拍手でかき消されているのが残念。
みんなもっとFUKUYAMA FIRE!!!を聞こうぜ!
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7 | HEART & SOUL
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ダブルネックギター登場。
今回はステージに立つ福山さんの位置が客席寄りなために、ロゴマークまでしっかりと確認できた。
Buではじまりnyで終わる。
しかしギブソンのロゴをもじっているためか、「i」みたいな点があるのが紛らわしいが、「Burny」と書いてある。
後ほど、ホテルのフロントにあったPCで検索してフェルナンデスブランド製のギブソンコピーモデルのようだとわかった。
そのときの中古の価格98,000円だったので福山さんの、ギター購入価格帯(10〜15万強)に沿っているのがおかしい。
もちろん改造費を多く費やすのが福山さんの流儀ですが(笑)
改造は、BBSでTAKA-Qさんが説明してくれたように出力が2系統、そして、ハイポジションが弾き易いように、下側をカッタウェイ化。
そして、ブリッジの位置をボディの内側に移動して、弦が短くて済むようにしてあった。
もちろん、それがどういう効果を生むかはわかりません。チューニングがしやすいのかな?
というわけでダブルネックギターがローディの男の子によって福山さんに渡される。
真っ先に声をあげるのはもちろん名古屋の名物男だ(笑)
「でた!! でたでたー!」
相変わらず熱いなあ!
名古屋はこうでなくては。
※名物男以外がやってもイタいだけですが。
ちゃちゃを入れまくる彼に福山さんもつい笑いを漏らしてしまう。
「ほら今が言うときだよ、ほら!」
「あ、あ・・が、がんばってー!」(名古屋名物「がんばって」)
会場内が爆笑につつまれたのはいうまでもない。
「がんばっているのはこっちだけどな(笑)」
と一生懸命ダブルネックギターの接続を行っているローディの男の子を指す福山さん。
「お兄さんがんばってー!」
名物男の連れの女性から声がかかる。
薄暗いなか、ローディの子がそれに頭をさげてステージ脇に引っ込むのが微笑ましい(笑)
夢の道のとき(「兄貴も言ってた」)とはえらい違いだ。
ダブルネックギターの名前があるのですかと観客に聞かれた福山さん。
「名前はBBSで募集したいと思います!」
みんなで公式BBSに書き込もう!
・・・その後「HEART & SOUL」という名前がいいのではないかという書き込みが真っ先にあがり、なんかそれが良いような気が私もします(笑)
というわけで今回演奏されるのは「HEART & SOUL」
バンド演奏のためメンバーがステージの呼び戻される。
まずはベースのてつろうさんがステージに呼ばれる。
大歓声と「て・つ・ろう、て・つ・ろう」のてつろうコール。
やっぱ名古屋は激しいぜ!
でも私もまけずにてつろうコールしてしまったよ(笑)
太極拳のように手をぐるんぐるん廻して観客に応えるてつろうさん。
あいかわらず福山バンドのてつろうさんの動きは奇妙だ(笑)
わーーーはい!で締めてカンペキな登場をかますてつろうさんだった。
例のよって福山さんと熱く握手をして、所定の場所に戻る。
あまりの盛り上がりに福山さんもちょっと嫉妬。
「はい、もうこれ以上紹介したくありません(苦笑)」
「次は何をやってくれるかな?楽しみにしていましょう!」
とプレッシャーをかけられながらドラムの麻生さんが呼ばれる。
「ドラムス 麻生ショウイショウ! ・・あゴメン、麻生祥一郎!」
滑舌がー。
巻き起こる「あ・そ・う」コール。
つくづく名古屋は熱いな!
麻生さん、ノシノシとステージに姿をあらわす。
そのまま福山さんのマイクで何かをしゃべろうとして・・・やめる。
福山さんの立ち位置の後ろのスタンド立てかけてあったストラトを装着しようとして・・・・やめる。
まるで猛獣のような立ち振る舞いに、観客も福山さんも様子を見守ることしかできない。
名古屋の熱い観客も息をのむ。
こ、こええ(笑)
「太っていて悪かったな〜」
ボソっとマイクでつぶやいてドラムに向かって去っていく麻生さん。
「・・・この人が、腰まで伸びるロングヘアーだったということを皆さんもボクも忘れております。」
「麻生祥一郎さんでした。」
福山さんも”さん”付けで呼んでいるし(笑)
そして再度キーボードHIDEさんが紹介。
ここで「HI・DE」コールが巻き起こるかと思いきや、それはなかった。
麻生さんが怖すぎて(?)テンションが回復していないようだ。
なんかHIDEさんがさびしいだろうなあ、とちょっとかわいそうになってしまったが2回目の紹介だし仕方ないか。
・アニマックスのアレンジを一手に引き受けているのがHIDEさん。
・そしてそのドラムに麻生さんが採用された。
・福山さんも出た「アニたまライブ」でもHIDEさんにお世話になった。
ほぉーほぉー。
アニマックスについてはCATVやスカパーで流れているアニメチャンネルだと記憶しているけど、お台場で行われるアニマックスサマーフェス2005のことを指しているのかな?
詳細発表を希望します。
熱いメンバー紹介は終了。
ようやくMCに突入(笑)
長ーい!
MCでは映画版マクロス7の主題歌で使われたということを説明。
福山さんもこの映画を横浜の裏路地の映画館のど真ん中で見たが、だれも気づいてくれなかったらしい(笑)
そのときにはボリュームをめちゃくちゃ落とされて、最後の「歌いたい〜♪」みたいのが入っていることへのリベンジとしてメインで歌うという。
というわけでようやく曲目の演奏にはいったのだった。
MCでしゃべりすぎたのか、ちょっと声が不安定だったが、まだまだ伸びはある。
歌詞は間違えまくっておりましたが、声の響き重視の私には特に影響なしでした。
ギターソロのハイポジを使う個所では作ったカッタウェイが大活躍。
ただ、私の好きな間奏の早弾きの個所が乱れてしまったのがちょっと残念。
ネックの切り替えもスムーズにこなすようになった福山さん。
だいぶ慣れたらしい。
でも、やっぱり最後はどんどん加速していってほしいな。
ついでにいえば、HEART & SOULは観客やコーラスに任せて、福山さんには「歌いたい〜♪ 永遠の〜♪」をいれて欲しかったな。
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8 | LIGHT THE LIGHT
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ギターの切り替えのついでに、水を飲む福山さん。
観客から美味しい?という質問がくる。
「美味しいよ」
なぜか麻生さんが答えて観客爆笑。
あまりに観客が話し掛けるためついに福山さんもしゃべりだす。
「もう、発言禁止の場所なんだけどさ、キミ達のおかげでMCをすることにするよ!」
喜びの声をあげる観客に、俺はそんなに嬉しくないんだと、ボヤく福山さん。
しかめっつらも、耐え切れずに笑いがもれてしまう。
そのまま仕方なしに次の曲の説明に入る。
「マクロス7の終わりの方で大合唱した曲なんで、名古屋だし、大合唱しちゃおうじゃないの!」
「まかしときー、まかしてちょー!」
ちょっとまってね。とチューニングしなおす福山さんに、観客から声援が飛ぶ。
「がんばってー!」
「よ・し・き、よ・し・き」
本来ならチューニングのじゃまになる芳樹コールも許される。それが名古屋名物男。
会場全体に芳樹コールが伝播する。
あそこ(客席右中央)の一団はなんであんなに熱いんだ(笑)
「みんな疲れちゃうよ!」
流石にコールを止める福山さん。
「オッケー!」
チューニングの完了もおのれが決める!それが名物男(笑)
もちろんその後ちゃんと最後までしっかりチューニングする福山さんなのだった。
「ずっと歌わなくていいんだよ。サビってわかるよね?」
サビの部分だけ合唱してくれればいいからと珍しく細かい解説を入れる福山さん、LIGHT THE LIGHTの演奏がはじまるとフルコーラスで歌いだす観客。
福山さんの言葉をきいちゃいねえ(涙)
・・・もしかしてライブがはじめての人たちはサビという言葉がわからないのか?
みんなアニソンをカラオケで歌っているだろうに。
後半は演奏をとめてアカペラ状態でサビを合唱。
極端に音痴なやつもいなくて、なかなか揃って気持ちいい。
福山さんも同じだっただろう。
「サンキュー」
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9 | HELLO
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前曲の余韻が消えない間に「1.2.3.4」のカウントでHELLOを演奏。
なんかイントロの間ずっと一人でヘイヘイ叫ぶ女性の声が聞こえたのが最悪でした。
HELLOでヘイヘイなんて、3公演観てきて初めてですよ。
せっかくのかっこいいイントロが台無しに。
ちょっと泣けた。
演奏のというよりファンのこういう声が私にはどうしても気に入らなく感じてしまう。
アニメ系のライブならあきらめもつくのですが、福山芳樹名義ではやめてほしいとも思うのは私が贅沢に、そして保守的になっているからでしょうか。
この曲は、東京などでも手拍子ズレにジャマされたりしたのであまりいい思い出がないのですが、演奏や歌はすばらしかった。
(名物男)「良いー!」
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10 | 名もなき果ての街で
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チューニングをしている福山さん。
しかし今回のがんばってコールは・・・
(名物男)「HIDEちゃんがんばってー!」
すぐさま福山さんの、キーボードはチューニング要らないよというツッコミがはいる。
ポポロン♪
まるでチューニングを確認しているかのように鍵盤を叩くHIDEさんに場内爆笑。
なかなかおちゃめな人だ(笑)
(観客女性)「HIDEちゃんこれからもよろしく〜」
(HIDEさん)「よろしくお願いしまーす。」
律儀に答える姿も好印象。
HIDEさんなかなか良いじゃない(笑)
あとは今井さんに負けないコーラスがあれば・・・。
そしてKORGのキーボードが用意される。
なんか出てきたと叫ぶ観客というか名物の彼。
例によってストラトを担ぎながら、そのキーボードの前に座る福山さん。
試し弾きをしながら、バサラはピアノ弾かないよねと観客に尋ねる。
「弾かないよな! だってちゃんといるもんね。えっと、レ・・・レイがいるもんね。」
福山さんからレイなんて言葉が聞けるとは思わなかった。
ちゃんと予習してきたのかな。
自称めったにないピアノ演奏で1番、2番からはストラトに変えて演奏を行うのはもちろん「名もなき果ての街で」。
曲目紹介のついでにFUKUYAMA FIRE!!!の宣伝も行う福山さん。
物販で買えるというが、観客からは売っていなかったという証言が飛び出す。
そうそう、売ってなかったんですよ。
ライブ終了後に販売するということでスタッフもいっぱいいっぱいなのだろうと福山さん。
「きっとスタッフも”がんばって”いたんですね。」
福山さんもこの名古屋名物が気に入ったのかな(笑)
「後でスタッフにも”がんばって”の声を掛けてあげてくださいね」
声の伸びもまだまだ健在。
かすれも無く、ピアノの弾き語りにぴったりの響きが嬉しい。
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11 | LIKE A FIRE
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名も無き果ての街での説明中にローディによって渡される金色のレスポール。
観客の歓声に迎えられての登場だ。
「はい、レスポールでした〜」
まだ登場したばかりですって(笑)
レスポールの登場ということは、新曲LIKE A FIREをやるということだ。
公式HPの管理人と福山さんで今回のFF!!!の曲目を決めたということですが、その時にFire Bomberの新曲ってないのかと聞かれたのがこの曲の発端。
「FIRE BOMBERの新曲っていったって、僕はメンバーであってメンバーでないしね(笑)」
確かに(笑)
10数年後のバサラをイメージして勝手に作った曲。
それがLIKE A FIRE。
といってもマクロス7後半に流された「FLY AWAY」や「POWER TO THE DREAM」などのHUMMINGからの提供曲は、依頼があってから作成したわけでなく、福山さんがバサラならこういう曲をつくるのではないかとイメージして作成したものが採用されたものだという。
そういった意味でいえば、LIKE A FIREはFire Bomberの新曲として非常にふさわしいのではないかと思うわけです。
といっても私にとっては、恭子さんの歌詞がはいった時点で、Fire Bomberというより”福山さんの”新曲という色が濃く感じてしまうのです。
この曲の演奏中のイメージカラーは炎をイメージした赤らしく、照明も真っ赤が多く使われる。
そのためせっかくの金色レスポールが台無しになっているのが残念。
↑某T氏と同じ意見。
そういえば3公演目になれば、さすがに見慣れてきたなあ。
福山さんのレスポール姿(笑)
福山さんのノドが調子がよかったといっても流石に透き通る声はだんだん出にくくなってきている。
しかしこの曲で入っていたてつろうさんのコーラスは非常に透き通っているので、激しく燃える炎と静かに燃える炎といった感じでなかなかこの曲に似合っていますな。
サビではパララララ パララララというあのキーボードもちゃんと入ってましたよ〜。
HIDEさんが一生懸命パラララ弾いてました(笑)
というわけでこれでも本当にレスポールとはお別れですね。
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12 | ANGEL VOICE
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ストラトに戻り、チューニングに集中する福山さん。
いつもならここで名古屋名物「がんばって」が入るはずなのに・・・。
実は例の名物の子が体調不良のため、ここで退場したという。
残念だ・・・。
LIKE A FIREの曲目説明のついでに、今回出したアルバムの名称は元々「LIKE A FIRE」にするつもりだったことを説明しだす福山さん。
名称決定の会議で福山さんがおちゃらけて「FUKUYAMA FIRE!!!」といったところ、皆から一斉に賛成にあってしまい今回の名前に決まったそうだ。
「FUKUYAMA FIRE!!!・・・略して FF(エフエフ)ですね。」
確かに福山さんを知らない人前で話すのはちょっと恥ずかしい(すみません^^;)ですが、みごとな命名だと思います。
ところで略したときに「FF」だけでは、有名ゲーム「Final Fantasy」とかぶってしまうので、文字表記する際には「FF!!!」とすることをお勧めします。
さて次の曲は、ライブもそろそろ後半戦ということで、皆で大合唱のANGEL VOICE。
福山さんは曲後半のWOW WOWを皆で歌おうというような説明をしようとしていましたが、どうせフルコーラス歌うとあきらめているのか、説明を途中でやめ演奏開始。
てつろうさんがリッケンのベースからTakamineの黒い12弦アコギに持ち替えてイントロのストロークをはじめる。
代わりにベースラインはHIDEさんがキーボードのコード弾きで対応。
ただ残念だったのはメインボーカルの音量が大きすぎて、コーラスが聞き取りにくかったこと。
福山さん自身の音量が大きいために、観客の歌声に邪魔されることなく福山さんの声自体をあますことなく楽しめるから良しとしますか(笑)
集中すればてつろうさんのコーラスもちゃんと聞こえましたからね。
最後のWOW WOWは全員で大合唱。
私もがんばっちゃったよ。
全然声でてなかったけどさ(笑)
でも裏声の時に、手拍子入れるのはちょっと。
せっかくバックが静かになっているんだから声だけを会場内に響かせようよ。
それでも締めの「耳をすませば〜♪」は福山さんだけに歌わせたところが私にとっては気持ちよかった。
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13 | PARADE
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WOW WOW合唱のお礼を言ってから告知コーナー。
・FBライブDVD発売
・FUKUYAMA TOP20開催
FBライブDVDについては、全部収録するつもりと豪語する福山さん。
「こういった長ったらしい、くだらないMCとかは全部カットしますね!」
えーーーーー!?
一斉に観客からブーイングがきたのが以外だったのか確認する福山さん。
「え? こんなMCを入れて面白いか?」
一斉にうんうんと頷く観客たち。
2枚組でいいから入れてくれと叫ぶ観客。
「多分そう(2枚組に)なるよ。」
大歓声があがるが、MCまでも全収録というわけではなく2枚組になるだけということなのかな?
ぜひともMC全収録をお願いしたいんだけどなあ。
福山さんはまだ自分のMCがいかに面白いかという、その価値に気づいていないものなあ。
もっとも福山さん本人にしてみれば告知なんていうのは、非常に苦手なコーナーなのかもしれませんが(笑)
TOP20については名古屋でやらないということで、平謝りになりながら告知。
しかも勢いあまって「リクエストされた曲を全部やるという狂った企画です。」などと漏らしてしまっている。
それじゃFCツアーのときと同じだけど大丈夫ですか福山さん?
・・・はっきりと聞きましたよ(笑)
さあ、これで福山さんの懸念であるMCコーナーは全て終わり、あとは盛り上がって終わるだけだ。
盛り上がりを助長する次の曲は「PARADE」
PARADEになるとてつろうさんは所定の位置から福山さんの斜め前方、ステージ前側まできて、バックダンサーを兼用しているかのように踊りながらベースを弾く。
コーラスを入れるときは急いで元の位置にもどっていましたが(笑)
かっちょええ!
なんといってもてつろうさんの衣装は胸元がぐわっと開いた非常にセクシーなもの。
ちょっと体を横に向ければ乳首まで丸出しだ。
かっちょエロい!
・・・失礼しました。
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〜 | ソロ回し
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PARADEのアウトロから合間を入れずに福山さんのギターソロ。
ソロまわしのコーナーだ!
実は前回の大阪ではソロコーナーをふっとばされた麻生さん。
今回はどうなることやら。
とりあえず倍を希望します(笑)
福山さんのソロが終わったら、次はHIDEさんのキーボードソロ。
今回私がいる角度からはHIDEさんが結構見えるので、ようやくHIDEさんのテクが見れたて感じ。
(HIDEさん)「アッコちゃん♪ アッコちゃん♪」
(福山さん+てつろうさん)「スキスキー(ダミ声で)」
恒例のアッコちゃんで締めるHIDEさん。
福山さんとてつろうさんは、同じマイクで顔を寄せるようにしてスキスキーというので、ダミ声でなかったらイケない想像をしちゃいそうですよそこの女性陣が!
それにしてもHIDEさんも面白いこと考えるなあ(笑)
スキスキの後はてつろうさんのベースソロ。
今回はちょっと短めだったかな。
そしてついにやってきた麻生さんドラムソロ。
自然と巻き起こる「あ・そ・う」コール。
「麻生! しょういちろーーーー!」
しかしドラムがピタリととまり麻生さんが淡々と話し始める。
(麻生さん)「えっと僕は大阪ライブでドラムソロをとばされたんですよ。いや全然気にしてないんですけどね(チクチク)。全然問題はないんで(チクチク)。」
チクチクとした攻撃に福山さんも苦笑。
「でも今日はちょっとだけやらせてもらいます」
大阪でたまったファンの鬱憤を晴らすかのような激しいドラムソロ。
すげええ!
福山さんも麻生さんの激しいドラムにあわせて、手をドラムを叩いているかのように振りまくっていた。
1回目のドラムラッシュが終わっても「あ・そ・う」コールによって再びドラムソロに突入。
すごすぎる!
麻生さんの調子も最高だ!
「大阪の積年の恨みを晴らしたみたいだ。 まあ、これだけ叩いてもギャラは同じだ!」
染之助染太郎ですか(笑)
とにかくお疲れ様です麻生さん。
そのままコール&レスポンス(C&R)コーナーに突入。
今回はいつもの「Oh Yeah!」や「ねここしゃん」の他にもマクロス用語まで飛び出す。
「デカルチャー」
「デカルチャー」
うわあ、デカルチャー!
その後「紫のパノラマ〜♪」
とSEVENTH MOONの歌詞によるC&Rも試されたがこれは失敗。
ただ福山さんが、歌うだけに終わった(笑)
デカルチャーなC&Rの次は「名古屋の誇」によるC&Rコーナーへも突入。
「手羽先」や「味噌煮込み」「しゃちほこ」などが掛け合いされたのだった。
手羽先くいてええ!!
そしてヘイヘイ叫ぶ観客のなか、福山さんがふたたびギターソロで締める。
「美ー! 美ー! 集団美ー!」
最後のシャウトには爆笑美!
とにかく福山さんがマクロス7の予習をしっかりやってきたことが伺える今回のライブでした。
というわけでライブはもう終盤、激しいコーナーに突入だ。
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14 | DYNAMITE EXPLOSION
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「OH YEAH! DYNAMITE EXPLOSION!」
さあ、盛り上がっていこう!
福山さんの声もまだまだ張りがある。
観客のDYNAMITEコールも決まっている。
ヘイヘイはこの際ガマンする。
だから最高に盛り上がった。
やっぱり集団美はすばらしいですゲペルニッチ様!
間奏で、てつろうさんと福山さんがお互いに向き合って演奏するシーンは渋すぎる。
しかも今回はストロークにあわせて、二人ポーズを取り合う演出までしていた。(これは他の会場ではなかったような・・・)
お互いに向き合ってジャーン。
背中合わせになってジャーン。
最後に低い体勢で向き合ってジャーン。
つまりこんな体勢になったりするわけですよ。(福山さんとてつろうさんの位置は逆だけど)
そりゃマクロス7に親しんできた我々は興奮・・・というか純粋にカッコええ。
あと、今回やっているDYNAMITEは全ての公演でHUMMING BIRDバージョンだった。
以前アニたまかなにかのライブでマクロスダイナマイト7版をやったことがあるのですが、そのときのキーボードも確かHIDEさんですよね。
今回のライブだけはぜひともそちらでやって欲しかったなあ。
もちろんFF!!!に収録されたやつも、マクロスD7版の方がふさわしかったのではないかと思うわけです。
いやまてよ。マクロス7が永住する星をみつけて、10年後のバサラがそこに住み着いた結果、こういう歌詞に変わったと考えればいいのか!
無駄に納得。
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15 | STARLIGHT DREAM
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続けてスターライトドリーム。
最後は「スターライトドリーム」のC&R〜連呼で締め。
私は連呼に入るタイミングをめずらしくはずしてしまった。
何年ライブ来てるんだ私よ!
どうやらこの曲で客席(オールスタンディングだけどさ)の後ろの方ではジャンプしまくっていたやつらがいたらしい。
演奏後に福山さんもちょっとデカルチャしていた。
「いつもは大合唱だけなんだけど、今日はジャンプなんかしたりしていて、めずらしいものが見れました。」
などとしゃべりながらもチューニングで大変な福山さん。
がんばってー。
チューニングに時間がかかるため、かなり間が空いてしまうが、後ろに立てかけてある予備ギターのCrewsを使うよりも、お気に入りのFENDERストラトでやりたいらしく、
「どうしてもこのギターでやりたいんだよね。」
とつぶやきながら一生懸命弦をあわせていた。
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16 | MY SOUL FOR YOU
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とうとう最後の曲ということで一応最後の挨拶をし始める福山さん。
今日で最終日だけど、また近いうちにFBライブを行うと約束する福山さん。
「基本的にうそつきなんで、いつになるかはわかりません(笑)」
すばらしいマクロス7の歌の数々を歌ってこれたことを改めて感動していると述べつつ最後の曲目紹介。
マクロス7の歌バサラが福山さんに決まったその帰り道の車の中で、速攻(30分で)できあがったという曲MY SOUL FOR YOU。
東京、大阪では1コーラス目をスタンド付きのタコマで弾き、2コーラス目からストラトに切り替えて演奏するやり方でしたが、今回はタコマなし。
最初からストラトでいく、いつもの福山バンドの構成での演奏だった。
さては!福山さん・・・タコマを忘れましたね?(笑)
などとイジワルな想像(非常に確率の高い想像)をしつつストラトのチューニングの完了を待つ。
「曲は30分くらいでできたんだけど、チューニングで時間がかかるんだよな。」
スタッフもメンバーもいるんだから、もっとスムーズにやればいいのに、それができないのが福山さんの福山さんたるゆえんと自分を卑下しつつようやく完了。
まずは1コーラス目はストラトオンリーでの弾き語り。
2コーラス目ではフルバンド演奏に突入。
切り替え時のドラムの入りがめっさかっこよかったなあ。
そろそろ語尾が切れ切れになるころだと思っていたのだが、声もまだまだ伸びがあるのがすばらしい。
アンコールはどうせめちゃくちゃ声をだしまくってクタクタになるのはこれまでの公演を見てきてわかっていたので、MY SOUL FOR YOUまで声を楽しめた今回の名古屋は非常に満足度が高かった。
ありがとう福山さん。
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