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◆2004.12.31〜2005.01.01◆ 福山芳樹
YOSHIKI FUKUYAMA PRESENTS
”大晦日カウントダウンライブ 2004年〜2005年” in 大阪・アメリカ村 TWICE
■会場、チケット
大阪 アメリカ村 TWICE

開場:21:00 開演:22:00 終演予定:25:00
前売:¥5,500 (税込、ドリンク代別500円)
当日:¥6,000 (税込、ドリンク代別500円)
※入場者全員にお年玉プレゼント付き

■撮影その他
NG

■セットリスト
01 祝福と涙
02 ハッピー・バースディ
03 真白にかわれ
04 しあわせの涙 
05 悲しみはどこから
06 恋愛の法則 (てつろう)
07 あの日天使がくれたもの (今井隼)
08 僕の友達 
09 MAGICAL MYSTERY TOUR (ビートルズ)
10 Smoke On The Water (DEEP PURPLE) 
11 バーバラ・アン(ビーチボーイズ) 
12 天国への階段 (Led Zeppelin) 
13 We Will Rock You (QUEEN) 
14 We Are The Champions (QUEEN) 

( 休憩 )
  
15 ねここしゃん カウントダウンVer.

( プレゼント大会 )

16 PLANET DANCE (Fire Bomber) 
17 Holy Lonely Light (Fire Bomber) 
18 Oh Yeah! 

-Encore-
19 きいろいスクールバス (森田哲朗) 
20 君は来ない 
21 月のささやき 


※06〜07はてつろうさん(Gtr)と今井クン(Key)のコンビ
※08は福山さんのピアノ弾き語りソロ
※13〜14は曲間なしのメドレー形式

  

いつもはショッパーズで迎えるはずの新年。
今年は福山さんが二つ返事で引き受けた仕事が大阪での年越しライブだったということで、大阪・心斎橋のアメリカ村にあるTWICEでのカウントダウンライブを見に行くことになってしまいました。
しかし、福山さんはいつものバンドメンバーをひきつれて、普段やらないような楽しい催しを用意しているとのこと。
さらには来場者全員にお年玉プレゼント。
何から何まで楽しそうなこのイベント、例年のショッパーズより、ちょっとだけ・・・本当はかなりお金がかかることを除けば最高かも。

さあ、楽しみになってきたぞ!

TWICE1 TWICE2 TWICE3
先日の日本晴れな天気をはさんで今日は雪。
関東から新幹線で大阪に向かうが、雪のため速度を落としての運行。
ダイアにも乱れがでており、高速道路も通行止めが発生しているとか。
クルマで移動している福山さんたちメンバーを心配しながらも、予定より数十分おくれただけで新大阪に到着。

さあ、何を食おうかな(笑)


入場


開場の時間が大幅に遅れる。
実はこの日、福山さんたちが通っていた高速道路が雪によって通行止め、下の道も大混雑のため、少数のスタッフを車に残し、電車をつかって大阪にきたのだった。
機材車(KOTOKOさんがつかっていたツアーバス)が到着したのが、開場時間の15分前。
すでに入場待ちのため並んでいた我々の脇を通り、あわただしく機材を運び込むスタッフの方々。
その中には自意識過剰気味に、搬入を行うKOWZYさんの姿も。

そんなわけで結局入場を開始したころには予定より30分以上押していたのだった。

ようやく開場。
チケット番号順に入場。
その際に"散らからない”クラッカーと、全員プレゼントを受け取る。

プレゼントは「オリジナルストラップです。」と手渡された。
ついに念願のストラップ!やったぜ!
と思いきや、どうみても皮製のキーホルダーにしか見えなかった。

来場者全員お年玉プレゼント

想像していたのと違うよ、おおぃ!

TWICEのステージは階段で地下三階まで下りる必要があるため、入場してからが遠い。
帰りに階段を昇るのがしんどそうだ。
2階のフロアからもステージを見ることができるのだが、閉鎖。
帰るときに気づいたが、物販コーナーとなっていた。

物販


物販コーナーに目新しい商品はなし。
・Jungle File
・「Jungle Tour」巾着袋
・ゼロになれTシャツ
などが置いてあった。

衣装


福山さんは、ハイビスカスかなにかの花がちりばめられた緑地の長袖シャツ。
ジャングルツアーでも着ていたアレです。
アンコールでも着替えはありませんでしたが・・・詳しくは後ほど

ちなみにてつろうさんは白地の豹柄でした。

使用楽器・ステージ


福山さんはいつものストラトと、予備にCrewsのストラトを用意。
アコギにはTACOMAを用意していた。
麻生さんのドラムは完全に間に合わないと判断して、会場に備え付けのものを使用。
色も同じ白だし、違和感は・・・ちょっとだけ。

てつろうさんはFenderのプレシジョンベース。
今井さんは下段ローランドと上段KORGの2段に加え、小型のヤマハが一台最上段につけた3段キーボード。

ステージは結構高く、前の方の位置だと福山さんの下半身はほとんど見えないかも。
麻生さんのドラムの位置も低いので、ほとんど見えなかった。
私も前のほうだったので、見上げる形になるわけで、ライブ終了後は首がこってました。
松江Groove Machineの断崖絶壁のようなステージの高さよりマシですが(笑)

ステージ中央と、アンプの上に置かれた”鏡もち”。
正月の雰囲気をかもし出していたような、場違いなような(笑)
カウントダウンで忘れてはならないのが時計。
学校や事務所の壁にあるような円形の時計。
上手側のスピーカの裏側、福山さんたちから見える場所に貼り付けてあった。

ライブ第1部


オープニングのSEは年末の定番であるベートーベンの「第九交響曲」が大音量で響き渡る。
ステージ後方に置かれたマックのノートで操作されているようだが、操作している人もびっくりするくらいの大音量だったようだ。
福山さんたちメンバーが次々に登場。

(福山さん)「年末の忙しいときに来てくれてありがとう!」

福山さんの挨拶が開始されるが、なりつづける第九(笑)。

「SE止めてちょうだい〜!」

開演が遅れたことを詫びつつ一曲目がスタート

01祝福と涙 「最初くらいは荘厳な感じで・・・」
と、1曲目はコーラスワークが美しい祝福と涙を演奏。
福山さんの声の調子を確かめる意味でも良い曲ですよね。
なお声の調子はなかなか良いようですが、MCの声はちょっと鼻声気味でした。

演奏後は遅れてしまったことについての弁明。
「オレは家を朝4時に出たんだが、順調に・・・遅刻したものが2名。」
と今井さんと麻生さんを指差していく。
それぞれ30分で合計1時間出発が遅れたらしい。
※↑だと、どちらか一人は1時間遅刻しているような気もします(笑)
てつろうさんはきっちりと間に合っていたようなのが”てつろうさんらしい”と感じてしまう。

それでも道中は順調だったらしいのですが、雪のため高速道路の通行止め、さらには一般道の大渋滞。
車では間に合わないと判断し、最低限の機材だけを持って草津で電車にスイッチしてやってきたそうです。
そして福山さんのアンプなどが後から機材車に乗ってとどいたのが30分前の9:45ごろ。
この曲はTacomaでの演奏だったのですが、もしアンプが間に合わなかったら、アンプラグドなアコギでの弾き語りでもしていたのだろうか(笑)

「私の波乱万丈な人生を象徴しているかのような出来事ですね。」
02ハッピー・バースディ 2曲目に入る前に、恒例の歌詞カードめくりを行う福山さん。
中央のモニタアンプに立てかけられた歌詞のページをめくろうとする。
そこで、手前にある扇風機がギャクになっているのに気づく。
スタッフの人たちも焦っていたんだなあ。
「なんだこれ逆になってるじゃないか」
としばし格闘。
それに気づきローディーの男の子がやってくるが、結局は自分でなおせたようで

「ありがとう(はぁと)」

とローディの子を下がらせる。

「12月7日に(ゼロになれツアーで)大阪に来たばかりだけど、そのときとダブっている人も大勢いるかと思います。」

「今日はそのときとは全部違う曲にしました!」
とゼロになれツアー中の公約どおりセットリストを総取り替えで行うとのこと。

ひときわ盛り上がる歓声。
「(セットリスト考えるの)むずかしかったんだぞ!」

Tacomaからフェンダーに持ち替えての演奏曲は、デビュー曲ハッピー・バースディ。
キーボードの今井さんが、オルガンの音を鳴らすイントロ。
この曲も、コーラスワークが綺麗。
03真白にかわれ 前曲から続いて、真白にかわれを演奏。
久々に聴いた感じがするのは気のせいでしょうか。
歌いながら左足のヒザを上げてリズムをとる福山さんの姿も久しぶり。
↑書いていて気づきましたが、ある程度の振り付けはあるんでしょうね(笑)
あいかわらず、間奏のギターリフとドラムがカッコイイですねえ。
04しあわせの涙 MCでいつものツアーとは違って、遊び心が入る余地(余裕)があることを話す福山さん。
「この後はメンバーでガブ飲み大会です。雪は・・降ってないようなので凍死する危険もありませんしね。」

福山さんお酒あんまり飲まないので、つぶれるのは他のメンバー。福山さんは食い倒れか(笑)

「前半はパンパンといきたいと思います。」

サビでは観客によって「手ふり」が行われる。
この曲ならサイリウムも許せるかも。
05悲しみはどこから 本当にパンパン。
前曲に続いて、悲しみはどこからのイントロ。
イントロ、間奏のギターリフが群を抜いてカッコよい。 私のフェイバリットということは、あまり知られていないよですが、かなり嬉しい!
しかも演奏は本当に久しぶり。
「全曲入れ替え」は伊達じゃありませんね〜。

好きな曲なのにこのコメントの少なさ。
06恋愛の法則
(てつろう)
MCでゼロになれツアー大阪での段取りがわるくて曲のつながりがいまいちだったことを反省。
「続く東京ではさらに悪くて、もう二度とあのセットリストではやるまいと思ったものです。」
結局今日も曲目は覚えていないそうなのですが、今年もあと1時間ちょっと。 はりきってまいりましょう!ということで、普段の福山さんのツアーではあまり無いコーナーのスタートを告げる。

「紹介していい?・・・てつろう!」
まずはてつろうさんを紹介。

(てつろうさん)「大阪 Yeah〜!」
(観客)「Yeah〜!」
「なんば Yeah〜!」 ※注:ここは心斎橋
「Yeah〜!」
「大晦日 Yeah〜!」
「Yeah〜!」

観客との掛け合いの後、福山さんとてつろうさんの間で、Yeah語による会話が繰り広げられる。

「いえー!」
「いえ?」
「いえいぇ!」
「Yeah!」
「Happy New Yeah!」

何気に通じているように見える姿に、観客から「何いっているかわからない」とお約束のツッコミがはいる。

「オレもわからん!」

おいぃ!

「それにしても(てつろうは)クールだね」
「クールじゃありません。みんなのオカゲでとってもホットさ!汗だくだよ!」
「てつろうの甘く切ない歌をきいてやってくれええ!」
そんなホットで甘く切ないてつろうさんが歌うコーナー。
歌うは2nd Album「恋愛の法則」のタイトル曲「恋愛の法則」。
甘く切ない・・・?


福山さんと麻生さんはステージを去り、キーボードの今井クンのと二人が残される。

「ここからはてつろうと今井隼で、テツandジュンで聴いください!」
次回は上下ジャージということで是非(笑)

今井クンとのコンビは過去何回も繰り返しているので不安はありませんよね。
てつろうさんの使用楽器はなんと福山さんのTacoma。
私の記憶が確かなら、てつろうさんがステージでTacomaを使うのは初めて。

「よかったら手拍子を・・・

足でしてください。

ってできるかい!そんなの」


とセルフツッコミでの手拍子要求。
この曲はNo More Fightingと同様、てつろうさんの曲でも手拍子の難易度が高い曲。
ドラムも無い構成だし、絶対ズレると予想されるんですよ。

案の定、観客の手拍子ズレまくってました(笑)

「こーとばを伝えられないまま歩く、明るい・・・御堂筋♪」

とちょっとだけつっかかりながら大阪風に歌詞替え。
遊び心がこんなところにも!

「Yeah!」のコールアンドレスポンスで終了〜。
07あの日天使がくれたもの
(今井隼)
「ではバトンを今井隼に渡そう〜 今井隼です。どうぞー!」

「今井隼です!元気か大阪〜!」
「Yeah!」
「元気か大阪〜!」
「Yeah!」
(???)「Yeahuo! YGeah! △×■○〜 」

観客のYeah!に紛れて聞こえる聴きなれた声(奇声)。
振り返ってみると福山さんが、2階フロアからステージを見ていた。

「なんか聴きなれた声がしますね(汗)」

というわけでてつろうさんに続いて、今井クンが歌うコーナー。
ボーカルをてつろうさんから今井クンに切り替えただけの二人構成。
歌うは最近出したマキシCD「あの日天使がくれたもの」のタイトル曲「あの日天使がくれたもの」

演奏前に初めて告知するという内容を話す今井クン

「ここでちょっとお知らせしたいことがあります。本邦初公開の内容です。来年からですね・・・」
(???)「マジ?」
「早いよ! ってまた聴きなれた声だなあ(苦笑)」

もちろん2階フロアから麻生さんもステージを見ていた(笑)

【告知内容】
・来年から新しいユニット「アンティーク・トイ」を結成
女の子ボーカルと今井クンのキーボード構成とのこと。
(観客)「ヨシ様から乗り換えたんですか?」
ヨシ様はやめれ!

・2005年1月6日より東海ラジオのレギュラー番組担当決定。 深夜枠ということですが、深夜の電波の方がよく飛ぶそうです。
今井クンが身振り手振りでその違いを”わかりやすく”説明していました。(笑)
※深夜の電波の方が周波数が大きいので障害物に強いということですか?

詳しくは今井隼オフィシャルページでご確認ください。

08僕の友達 再登場する福山さん。
入れ替わりでてつろうさんと今井クンはステージを去る。
今まで今井クンが座っていたキーボードのイスに座る。
そして手にもって食っていた”日清のどん兵衛 天ぷらそば”をキーボードの上に置く。
年越しソバですか!
※福山さんの日記ではマルちゃん 天ぷらそばとのことですが、確かどん兵衛だったと思います。(2005/1/3追記)

その不安定な状況に、今井クンが心配になってやってくるが、すげなく追い返される。
「大丈夫だよ、おとなしい曲だしね」
それでも万が一ということがありますし、なにせ福山さんだしその可能性が比較的高いので十に一くらいだし(笑)

「みんな年越しソバ食ったかー! ・・・・えっと5分の一くらいかな」
私もしっかりライブ前に食べていたので手を上げていましたよ〜。

私の食べた年越しソバ「晦日そば」

「僕は今食っています。やっぱり年越しソバ食わないと・・・」
と音を確かめるように鍵盤を叩く福山さん。
「食わないとピアノが弾けないしね。 って全然そんなことないよね(笑)」
年越しソバがどん兵衛なのを嘆きながら冬の曲 僕の友達をピアノソロで演奏。
すいません福山さんを差し置いて私はしっかりとそば屋で本格的な年越しソバを食べてしまいました。

演奏はソロでのキーボード弾き語り。
CD版と違い、サビに入る前の間奏を多めにとっていた。
溜めて溜めて〜・・・・サビ!って感じです(笑)
いつも以上に鼻声になっているのは寒さから?でも声は綺麗に透き通ってました。

09MAGICAL MYSTERY TOUR
(ビートルズ)
前曲の福山さんの演奏が終わると、バンドメンバーが戻ってくる。
それぞれの手にはまたもやソバが・・・。
ってよく見ると、てつろうさんは”日清のどん兵衛 きつねうどん”を食べている。

「うどんかよ!太く短く生きるなんて暴走族みたいなやつだな。」

福山さんも即ツッコミ(笑)

そして今井クンにいたってはカップヤキソバ。

「ペヤングかよ!」
「いえ、一平ちゃんです。」
「どちらにしろ、ソバ間違いしてますよね」

麻生さんについては、何を食べていたのか、場所の関係でよく見えませんでした。
日清のカップメンであることは確かですが(笑)
おそらくはきつねそばあたりでしょう。

というわけで仕込んだネタが無事終了し、スタッフの方たちがインスタント食品を片付けたところで、福山さんから演奏曲の説明が入る。

いつもはねここしゃんの間に入れて、ごちゃごちゃにして楽しんでいる洋楽のカバーをきちんと行うとのこと。
福山さんが好きな曲ばかりを集めたということで、まずはビートルズから・・・。
演奏されるのは「マジカルミステリーツアー」
ビートルズでも私はこの曲はあまり好きではなかったんですが・・・相変わらず福山さんの洋楽カバーはカッコイイ。
10Smoke On The Water
(DEEP PURPLE)
続いて、ディープパープルのスモークオンザウオーター。
ねここしゃんに組み込まれることが多いこの曲も登場。
完成度はさすがです。
間奏後のサビで手を上げるのをすっかり忘れていた私。
すいません。
実はこのあたりで急に眠気が襲ってきてました。
良い子は眠る時間だったもので(笑)

楽しそうに演奏していた福山さん。
演奏後のMCでは
「中学生か高校生の頃のように私は楽しんでいます。でも、同じ世代なのはてつ(てつろう)くらいかな。」

11バーバラ・アン
(ビーチボーイズ)
めずらしく麻生さんがリードボーカルを担当しての演奏。
照明も麻生さんを照らし出す。
汗で光る、麻生さんの坊主頭がさらに輝きを増す。
「今日も光っているねぇ。」
(麻生さん)「ああ、頭がね」

そんな光っている麻生さんが歌うビーチボーイズのバーバラ・アン。
本当は「バーバラ・アン」ですが、どう聞いても日本人では「パープリン」にしか聞こえません。
ということで福山さんが開始の号令。
「いってみましょう! パープリン!」


パ・パ・パ、パ、パープリン♪

裏声で歌う麻生さん。
演奏後のMCで福山さんからお褒めの言葉が・・・

「高い声じゃん!」
12天国への階段
(Led Zeppelin)
「先日思い立ったようにJAMプロジェクトの河野陽吾の家におじゃましてこいつをぶんどってきました!」
といって嬉しそうに見せたのはギブソンのダブルネックギター。
総弦数12+6の18本。
チューニングと弦取替えがたいへんだあ!

「こいつを使ってやる曲は2曲くらいしかないんですが、そのうちの一曲をやりたいと思います。」

演奏曲は・・・ 下段ネックのの6弦ギターを爪弾きはじめる福山さん。
琴で演奏されることが多い「桜」。
ああ、もう新年になりますものね(笑)

「へへ。すいませんでした〜。」
というわけでやり直し。
演奏曲は途中まではそっくりな、ツェペリンの「天国への階段」

慣れないダブルネックに、一回目はイントロで失敗してやり直し。

2度目、通算3回目のイントロにしてようやく成功!

そしてアウトロでは一番良いところでミス。
観客の笑いを買っていた。

「ああ!失敗しちまった!これ(ダブルネックギター)難しいね!」
13〜14We Will Rock You

We Are The Champions

(QUEEN)
演奏前に次の曲の後に休憩がある旨を告知。
休憩の理由は・・・
「このまえの3時間ライブでは(ぶっ通しでやって)ヒンシュクを買いましたので休憩を入れることにしました。」
たいへん助かります。
これでトイレの心配なく、ドリンクが飲めます。

そんなわけで第一部最後の曲が始まる。
ドラムにあわせて手拍子をはじめる会場全体。
そして満たされる「We Will Rock You」の声。
クイーンのウィ・ウィル・ロック・ユー。

曲間をなくしたメドレー形式でウィ・アー・ザ・チャンピオンズにつなげる。

福山さんは最後の「s」を歌わなかったが、
日本語訳の「横綱ッス」にするために最後の「s」は重要なのだ(笑)

女王様「女王様物語」参照のこと



休憩


「10分ほど休憩がありますので、心と体の準備をして集まってください!」
新婚初夜みたいなものいいで、第一部終了。

休憩は本当にありがたい。
早速トイレ。
ついでに休憩前に福山さんがおしえてくれたように光物のウチワがあるそうなので、それを確保する。
数に限りがあるそうなので・・・先にとってトイレに持ち込む。
福山さんのライブでこんなものが無料配布されるとはめずらしい。
やっぱりカウントダウンははでに行きたいものね。
あとはいつ振るか、それが問題だ。

トイレでは個室を使いたかったのだが、私よりタッチの差で先に入った人が長い。
私が入るころには休憩時間の八割が終わっていた。
なお、個室は一つしかなかった。

ようやくステージ前に戻ると、ステージの背景にかけられた白いシーツに後方からのプロジェクターで現在時刻が映し出されてくる。
新年まであと20分ほどだ。
スピーカー後ろの壁掛け時計とのズレが気になるが、これなら福山さんが間違うこともないだろうし安心。
ライブ再開ちょっと前、会場に学芸会や映画館のようなアナウンスが流れ出す。

「本日は起こしいただきありがとうございます。まもなく第二部がスタートいたしますので、お客様はホールの方へ・・・」

みんな戻れえええ!

ライブ第2部前半(カウントダウン)


Yeah!と叫びながら福山さんたちの登場。
ウチワを持つ観客を見て

「アニメのイベントみたいだね」


15ねここしゃん カウントダウンVer.

ねここしゃん
〜The Gate of the Hell(純正)
〜The Gate of the ねここしゃん
ブルースでシブいイントロ。
メロディにあわせてセリフを入れる福山さん。

「あとちょっとで2005年になっちゃうよ〜♪」
「ひさびさにこの曲をやろうかとおもったんだよ〜♪」
「なんの曲かわかるかな〜♪」
「みんないっしょに歌ってちょうだいね〜♪」


この始まりは・・・Over Driveツアーの再現か!

「ねここしゃーん!」

おそらくは新年最後の曲が「ねここしゃん」
こんな嬉しいことはない!福山ファンならわかってくれるよね。(古谷徹風)
ということは洋楽カバーの混じらない純粋なねここしゃんか!

ひとしきり歌った後は、恒例「ねここしゃん」のコールアンドレスポンス(C&R)。

てつろうさんもC&Rにチャレンジ。
シャウトを交えつつ多彩なワードでのC&Rを繰り広げる。
「ねーこ」「ねーこ」「ヨ・シ・キ」「ヨ・シ・キ」「サイババ」「サイババ」「サイババ」
サイババ(笑)

「今年は直毛でいたかったんだけど、JAMのためにサイババになりました。ヨシキです・・・」
ゲッツを知らなかった福山さんが、何気にヒロシしている!

最近の若手芸人のパワーは福山さんにも影響を与えているようです(笑)

つづいて今井クンにもC&Rをすすめる福山さん。
「この(てつろうさんの)後に何をやれっていうんですか!」

今井クンのさしさわりのないC&Rがおわったところで新年まであと5分となる。

そして演奏に復帰する福山さん。
「これ知っているよね?」
といいながら歌い始めたのは
Final Count Down!
That's Your Answer♪

JAMのThe Gate of the Hell。
確かにカウントダウンにはぴったりだー。

でも時間が全然なくて、このサビ部分しかできないとのこと。
年明けまで時間がまだあるということで、再び演奏続けていく。
ねここしゃんにもどったり再びThe Gate of the Hellに切り替わりながら演奏を続ける。
最終的には
「Final ねここしゃ〜ん♪」


我とともに ねここしゃーん!
神か悪魔 ねここしゃーん!


時間を確認する福山さん。
しかし、プロジェクターで照らし出されていた時間がなにかのトラブルで消えてしまっている。
スピーカ裏の壁掛け時計に気づき、「あと2分だ!」
その後、客席後方の時間に気づき、「あれ、あと40秒だよ!」
やはり壁かけ時計はおくれていたらしい。
ライブ前に携帯の時計と確認したときのズレが気になってはいたんですよね(笑)

会場全体で「18、17、16、・・・・・3、2、1、ファイヤー!」
入口で配布されたクラッカーを一斉に解き放つ観客。

「Happy New Year!」「Happy New Yeah!」「Happy New Yeah!」

そしてステージの左右に配置された巨大クラッカーから客席にむかって銀色のテープが打ち出される。

あけましておめでとうございます!

そして新年明けたところで ねここしゃん の締めに入る。
2004年の終わりと2005年の幕開けはねここしゃんでした!
はははは!

激しいねここしゃんから一転、BGMに琴の名曲「春の海」が流れ出し、琴の音色と尺八の音が会場を新年の雰囲気に染め上げる。

「明けましておめでとうございます。福山芳樹です。今年もよろしくお願いします〜。」

おめでとうございます!
新春万歳!

「皆さん、新年初めて聞いた曲はねここしゃんということになります。」
「ファイナルねここしゃんとか歌ってましたが、まだ(ねここしゃんは)生きていますんでね、家に置いてきました(笑)」



というわけで洋楽の混じらない純粋なねここしゃんではなくJAM混じりのねここしゃん。
とても楽しかったです。


プレゼント大会


「新春お年玉ジャンケン大会!」

一旦ライブを中断し、福山さんたちからのプレゼントゲット大会。
福山さんとのジャンケンで買った人10人が、それぞれのプレゼントの争奪戦をするのだ。

【プレゼント内容】
・サイン付きポスター2枚セット(叫ぶ男の肖像とJungle Lady) 5組
・ハミングバードプロモーションCD「1・2・3」※古屋さんのサインなし
・麻生さんがつかっていたサイン、コーラスカンペ入りドラムヘッド※ドラムスティック付き
・今井クンから巾着袋 、 今井クン愛用サイフ落下防止チェーン、シールドケーブル入
・てつろうさん愛用の指輪 ※右手にいつもつけていたものです
・福山さんが使っていたFenderのギターケース73年式。

私は早々に負けてしまいましたが、貴重な品の数々。
特にFenderのギターケースやてつろうさんの指輪、欲しかった!

勝ち残ってプレゼントをゲットした方々、おめでとうございます!
「当たった方おめでとうございました。これで今年の運、全部使い果たしました(笑)」


告知


プレゼント大会終了後は、福山さんから重要なお知らせ。

内容は

・福山芳樹ファンクラブ 2005年3月1日 設立決定
「ファンの人は入りましょう!」
入らないでか!

・YOSHIKI FUKUYAMA【俺の歌を聴け!】 Fire Bomber 2005〜A Tribute to Nekki Basara〜 開催決定!
大阪ビックキャット(TWICEからすぐそこ)で行われるとのこと。もちろん東京公演もあり。
行かないでか!

なお詳細な日程は以下の通り。
5月29日(日) 東京・新木場STUDIO COAST
6月 4日(土) 大阪・BIG CAT


マクロス7のライブを福山さんが行うのは初めてだそうなので、本当に楽しみです。
ダイナマイト7から「New Frontier」あたりを歌ってくれるといいなあ。

ライブ第2部後半


そしてライブ再開。

16PLANET DANCE
(Fire Bomber)
マクロス7ライブの告知から続いて
「それではマクロス7の曲をやってみたいと思いますが
ひさしぶりにこういうセリフからいってみたいと思います。
俺がいうのもおこがましい感じなんですけどね。」


つまりあのセリフですね!

「俺の歌をきけええええ!」

5月には多くのマクロス7ファンが聴くであろうセリフを、先立って叫ぶ福山さん。
このセリフの後に演奏する曲はもちろんPLANET DANCE

しかしこういった曲になると、なぜかアニメ系のノリになる、というより、アニメ系のファンが活気付くのだろうか?
私もマクロス7から入った口なのですが、アニメ自体より福山さんの歌声ありきだったので多少の違和感を感じてしまう。

アニたまライブとかならあきらめがつくんですが、福山バンドのFire Bomber曲カバーは、聴ける喜びと、観客のノリ方の残念さの板ばさみなんですよね。

17Holy Lonely Light
(Fire Bomber)
続けて「Yeeeeeaaaaaaaaah!」
強烈なシャウトと共に始まる曲Holy Lonely Lightを演奏。
もちろんCDのような超高オクターブなシャウトではないですがそこまで求めるのは酷というものです。
「Holy Lonely Light」「Heavy lonely night」のコーラスがてつろうさんたちから入れられる。
どちらを入れるかごっちゃになったてつろうさん。
最後のほうは「Holy Lonely Light」しかいっていなかったような気がします(笑)

18Oh Yeah! 「次の曲で一応最後です!」
お約束の「ええー?」は入れるものも、みんな「一応」という言葉は聞き逃していない(笑)

最後の曲は「Oh Yeah!」

Happy New Oh Yeah!



アンコール


アンコールの声に混じり

「ヨ・シ・キ」「ヨ・シ・キ」
まあ許せる。

「ア・ニ・キ」「ア・ニ・キ」
やめてくれー!

「ヨシ様」がなかっただけマシというものか(笑)

というわけでアンコール、いつもより短い時間ででてきたのは着替えがなかったからか、時間が押しているのか?
福山さんがステージの裏側までやってくる。
なぜか、お腹までは見えるものの、上半身をステージとの区切りののれんで隠している。
しばし、その状態で立っていたが、ようやく全身を見せて登場。


19きいろいスクールバス
(森田哲朗)
登場したバンドメンバー全員がステージに登場。
その姿は黄色いスクール帽子をかぶっている。
これは、見覚えがありすぎる!

そして黄色いスクール帽子をかぶった福山さんの姿は・・・
スナフキン? いやあれはノッポさんだ!
「ノッポさんみたいだ!」と叫ぶ私。
つられたのか、タイミングがあったのか、そこかしこから「ノッポさん」という声が発せられる。
「え? 俺? じゃあしゃべっちゃダメなのか?」
しゃべらない福山さん・・・却下です!

もちろん演奏曲はてつろうさんのきいろいスクールバス。
当時は森田哲朗を名乗っていたので(笑)表記は「森田哲朗」にしておきます。

この曲、CDでは福山さんのひときわ目立つ強烈なシャウトが収録されていることで一部で有名です(笑)

20君は来ない 続いて、黄色いスクール帽子を投げ捨てて「君こな」を演奏。

君こなを聞くのも久しぶりのような気もします。

「君は来ない」「Oh Yeah!」「Happy New Yeah!」などの掛け合いの後はソロ回しが久々に復活。
今井クン → 麻生さん→ てつろうさん → とソロプレイが繰り広げられる。

中でもてつろうさんの、暗くおちゃめなベースソロは最高だった。
てつろうさんのソロになると一気に会場がテンションダウンするのですが、この良さがわかるまでがんばるように。
なおそのてつろうさんの姿を福山さんが、「また今日もキているなあ」という目で眺めている姿が楽しいぞ。
途中、お正月のメロディを爪弾きはじめるてつろうさん。
会場を盛り上げておりました!。

もう〜い〜くつねーるーと、おしょうがつー♪

今年もクールでおちゃめにがんばってくださいね!

そんなわけで、最後は地下3階から天井ぶち抜きのTWICEを有効活用。
福山さんがストラトを宙高く放り投げて君こな締め。
もちろん無事にキャッチ成功です。

21月のささやき 「みんな騒いだかー?」
おおー!
今年の初めの騒ぎはじめさせていただきました。

最後の曲の演奏前に今年の福山さんの抱負が発表される。

・ツアーをやりつつ新曲をつくって、アルバムを発表できるようにガンバル。
・マクロスをやっていく。 ・一月にはJAMの録音がたんまりあるのでそれをこなす。
スカパーのスターカラオケでJAM福山さんの特集があるのでこちらも楽しみにとのことです。
今年も盛りだくさんで楽しみだ!

「外に出たとき月が出ていることを願って、この曲を最後の曲にします。」
イントロ今井さんのピアノソロが流れだす、これは月のささやき。
途中、福山さんが持っているCrewsの弦に触れてしまい。
ビーと音を立ててしまったのがしまらないものの、声は最後まで綺麗。
一曲目と同じくちょっと荘厳な雰囲気。
そしてカウントダウンが無事終わり、騒ぎ、祭りの後といった雰囲気。
さながら蛍の光のような感じで聞いてしまった。
ちょっとだけしんみり


素晴らしい世界よ まわり続け 永遠に♪



今年もヨロシク


「どうもありがとう、バイバーーイ!」


無事カウントダウンも終了。
マイクスタンドの残ったピックを会場にばら撒く福山さん。
ピックが私の頭に刺さる。
頭をさすると落ちてきた。
めずらしく感傷的な気分になっていた私、他の人にゆずるために会場の後ろのほうに投げてしまった。
福山さんはさらにステージ上の鏡もちも投げる。
これが頭にささったらただ事じゃすまないなあ(笑)

「それじゃ今年もよろしくお願いします!」

言い残してステージを去るメンバー。

こちらこそヨロシクです!

福山さん、てつろうさん、麻生さん、今井さん、スタッフの皆さん。
そして私の周りのファンの皆さん。
去年はありがとうございました。
今年もヨロシクお願いします!

というわけで新年最初のレポもこれで終了です。
また次回お会いしましょう!

謹賀新年!


○本日のおまけ

TWICEの入口前には、唯一ライブ会場に持ち込み可能な料理「キャベツ焼き」を売っている店「とわいす屋」がある。
出店の屋台くらいの大きさ、どうやらTWICEの経営者のかたが営業しているらしい。

とわいす屋

そのキャベツ焼き(キャベ玉焼き)は最高に美味かった。
お好み焼き風の生地に、キャベツ、タマゴなどを乗せて焼き、ソースダレとマヨネーズをかけたものなんだけどアツアツでジューシー。
しかも1個100円というリーズナブルすぎるお値段。最高だ。
ライブ前とライブ後の2回も食べてしまった。

前に梅田でイカ焼きを食べたことがありますが、こちらの方が断然好みにあっていた。
いい仕事してますぜ、とわいす屋。
また食べたいなあ。

とわいす屋のキャベツ焼き


★お願い★
間違い、勘違い、音楽的知識の間違い、プライバシー侵害にかかわる記載がありましたらメール等でご連絡ください。ヨロシク!



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