Back


◆2004.12.11〜2005.01.07◆ 福山芳樹
YOSHIKI FUKUYAMA LIVE TOUR 2004-2005 ”ゼロになれ”
■会場、チケット

12/11(土) 大阪・梅田バナナホール
[開場]18:00 [開演]19:00 [席種]自由席
[前売]¥4,500 [当日]¥5,000(税込、ドリンク代別途)

12/21(火) 東京・Shibuya O-WEST
[開場]18:00 [開演]19:00 [席種]オールスタンディング
[前売]¥4,500 [当日]¥5,000(税込、ドリンク代別途)

1/7(金) 名古屋・ell. FITS ALL
[開場]18:00 [開演]19:00 [席種]オールスタンディング
[前売]¥4,500 [当日]¥5,000(税込、ドリンク代別途)

ドリンク代は各500円

■撮影その他

NG

■セットリスト
=大阪=
01 OP INST 名称未定 東京以降 5になれ
02 DREAM JACK
03 STARLIGHT DREAM
04 MIRACLE SKY
05 水玉のカバ
06 夢の道
07 FLOWER ※福山さんピアノ演奏
08 Jungle Lady
09 RED DATA FRIENDS
10 Something Great
11 マイ・ブラザー
12 白い森
13 星の手紙
14 ビキニの空の消えない火 ※アコギ弾き語りソロ
15 神の国
16 DYNAMITE EXPLOSION
17 突き進め MY LIFE
18 FLY AWAY
19 ゼロになれ
-Encore-
20 NA NA NA
21 MY SOUL FOR YOU
-Double Encore-
22 まだまにあうさ

=東京=
01 5になれ
02 DREAM JACK
03 STARLIGHT DREAM
04 MIRACLE SKY
05 水玉のカバ
06 夢の道
07 FLOWER ※福山さんピアノ演奏
08 ビキニの空の消えない火 ※ピアノ弾き語りソロ
09 Jungle Lady
10 RED DATA FRIENDS
11 Something Great
12 マイ・ブラザー
13 白い森
14 星の手紙
15 ANGEL VOICE ※アコギソロ
16 神の国
17 DYNAMITE EXPLOSION
18 突き進め MY LIFE
19 FLY AWAY
20 ゼロになれ
-Encore-
21 NA NA NA
22 MY SOUL FOR YOU
23 まだまにあうさ

=名古屋=
01 5になれ
02 DREAM JACK  
03 真白にかわれ
04 STARLIGHT DREAM
05 MIRACLE SKY
06 水玉のカバ
07 夢の道 
08 Jungle Lady 
09 RED DATA FRIENDS
10 Something Great 
11 マイ・ブラザー 
12 白い森
13 星の手紙
14 ビキニの空の消えない火 ※アコギ弾き語りソロ
15 神の国
16 DYNAMITE EXPLOSION
17 突き進め MY LIFE
18 FLY AWAY
19 ゼロになれ
-Encore-
20 MY SOUL FOR YOU
21 NA NA NA
22 まだまにあうさ

前回のツアー「Jungle Tour」において告知されていた”ゼロになれ”ツアーがついに開催。
普通ツアーといえば、まとまった期間に一気に行うものというイメージがあり、また福山さんのこれまでのツアーもそういった日程で開催されてきました。
しかし今回のツアーは年をまたぎ、はたまた別のライブ(アニたま、ジャンプフェスタ、クリスマスコンサート、カウントダウンライブ)をまたいでの変則スケジュール。
しかも珍しくラストが名古屋
これまでは名古屋スタート、東京ラストが多かったのですが・・・。
日程からして珍しい今回のツアー。ツアーグッズも事前紹介がなかったので楽しみです。

大阪 東京 名古屋

↑東京(渋谷O-WEST)の看板では「今井隼」→「今井隼人」になっています。もうこの間違いは恒例かも(笑)
さすが天下の晴れ男 福山芳樹。
見事に全日程、天気は”晴れ”でとおしました。
しかし、カウントダウンで大阪へ移動中の雪遭遇による車移動断念、アコギ旅2での神戸から帰宅時の台風による新幹線運行停止など、けっこう天気にいじめられている福山さん。
もしかしたら福山さんが晴れ男なのではなく、いつもライブにきているファンの皆が晴れ属性なのかもしれませんね。
普段、恵まれているのでその揺り返しがドカンときているだけのようにも感じますが(笑)

しかしさすがに年末年始の寒い時期、ちょっとくらいの晴れでは寒さがやわらぐわけでもなく、ライブ会場には大量に着込んで、ホッカイロを持った私の姿が目撃されたことでしょう。
なお、マフラーは初日大阪の前日、てつろうさんのWinter Concertに向かう途中100円ショップで購入。
100円でもないよりまし、しかも使い捨て感覚で気軽に尻にひけたりするので便利だった。
もちろん今でも愛用していますよ。(←自分で書いててなんですが、ホントに使い捨て感覚なのだろうか?)


入場


入場はチケットの整理番号順。
混乱もなく大体時間どおりで開場していました。
ell. FITS ALLは外階段を3階まで上がる必要があり、早足で駆け上った私は息切れ。
息を整えるのがたいへんでした。



物販


新グッズは以下の通り。

・ゼロになれTシャツ \3,000 SML 各3色(赤、灰、黒)

残念ながらTシャツしかなかった。
いずれ携帯電話用ストラップを大量に購入できる日を夢見る次第です。
大阪で入場待ちをしているとき、ABE氏が着用しているのがチラリと見えたんですが、なかなかカッコいいデザイン。

ゼロT

これなら普段も着れる!
というわけで大阪で全色購入したんですが、次の東京でも1着追加購入してしまった。
福山さん自身のデザインで、恭子さんと一緒にネットで探しまわり、いいのを見つけたのをデザインの参考にしたそうです。
(福山さん)「ODツアーのTシャツ以来の成功だよね」

確かにアコギ旅パート2のTシャツをデザインしたのと同じ人が作ったとは思えません(笑)

その他、Jugle File、巾着袋、リストバンドなどのJugleグッズもありました。

肝心の売れ行きでしが、東京までにはゼロになれTシャツはサイズによっては売り切れがチラホラ発生。
欲しいサイズ、色が手に入らなかった皆さん。
次回もグッドデザインを願いつつ待ちましょう!

サポートメンバーの物販品は以下のとおり。
・てつろう新発売マキシCD「み・れ・ん」1000円
・てつろうライブDVD「てつろう WINTER CONCERT 2003 DVD」3500円
・てつろう「オリジナルカレンダー2005年」1000円 ※DVD購入者には無料プレゼント
・今井隼1stアルバム「あの日天使がくれたもの」(マキシCD) 全4曲入 1500円

とはいうものの、てつろうさんのグッズについては、大阪ではてつろうさんが持ってき忘れてしまったため販売はなし。
大阪の前日はてつろうさんの集大成ライブ WINTER CONCERTがあったのでしかたないですよね。



衣装


福山さんは大阪、東京ともに両胸に花の刺繍がはいった青いシャツ。
ただし最終日名古屋は緑地にハイビスカスかなにかの花が全面に描かれたシャツ。カウントダウンの時と同じですね。
アニたま2でもこの赤いシャツだった。
ちなみに出番前にO−EASTの2階席でステージを観ていた福山さんは同系の水色のシャツだったので、このデザインの服しか着れなくなっているのかも。
リバウンドにめげず、がんばってください!

てつろうさんは大阪では微妙なラメが光る黒い、東京、名古屋ではシャツ白地に豹柄のシャツでした。

アンコールでは福山さん以外の全員がゼロになれTシャツ(黒)を着込んで登場。
ただし東京の麻生さんはアンコールでもゼロTシャツに着替えず、FAITH 96とプリントされた黒いTシャツのままだった。

福山さんは結局ゼロTシャツを着ることはなかった・・・もちろんサイズがキツいからという訳ではないと思います(笑)



使用楽器


福山さんはいつものストラトと、予備にCrewsのストラトを用意。
アコギではハイジ(CATS EYES CE-2000カスタム)を使用していた。

てつろうさんはフェンダーのプレシジョンベース。
最近は黒いリッケンバッカーはオヤスミのことがおおいです。
あたりまえのことですが福山さんのツアーではJugle Ladyの曲目を演奏する頻度が高いので、Jungle Lady収録に使ったプレシジョンベースの選択はまちがってはいないと思いますが、あのリッケンを持ったてつろうさんはカッコいいんですよね。



ライブ

※今回のレポは私が個人的にもっとも楽しかった東京の様子をメインに、大阪、名古屋おりまぜて曲目紹介をしていきます。


名古屋ではBGMにめずらしくJAM Projectが流れていた。
開演をまっていると「炎皇合神!ソルグラヴィオン!!」が流れてくる。
生でききてええええ!

開演時間がやってくる。
会場がほの暗くなり、スモークが漂い始める。
そしてオープニングSEによってマカロニウエスタンの雰囲気に会場全体が染め上げられていく。
OP SEは福山さんが日記で書いているように、映画「続・夕陽のガンマン」の挿入曲「The Ecstacy Of Gold」(Ennio Morricone)
大体の見当はついていたんですが、実際曲名を知るために西部劇の映画音楽の試聴サイトを探しまくっていたのでたすかりました。

数分間のOP SEが終わり、福山さんたちバンドメンバーが登場。

まってました!


15になれ(仮) 口笛、メンバーの名前、叫び声、拍手。
さまざまなものに出迎えられメンバーが登場。
各々演奏の準備をととのえる。
福山さんの目配せでタイミングをとりあうメンバー。
そしてツアー恒例のOPインストが開始される。
海外の刑事ドラマや探偵映画のような雰囲気の曲。
今回のインストも非常に燃えます!

初日大阪ではあいかわらず曲名はついていないままの披露でしたが、東京公演において
「曲名は今考えて”5になれ”にしました! 5拍子なんでね。」
すばらしい名づけ方ですね。 本当はツアー名から「ゼロ」とつけたかったそうですが、同じような曲「ゼロになれ」がすでにあるので云々というMC。
おや・・・卵が先かニワトリが先か

名古屋ではいきなりCrewsの弦をぶった切る福山さんが見れました。
急遽Fenderへの変更がおこなわれたため、いつもより長めに回しておりました。
おめでとう〜ございます。
2DREAM JACK 挨拶代わりの叫び声をあげつつ、前曲から続けてDREAM JACKを演奏。
ちなみに叫び声というのは大阪では「大阪〜!」、東京では「OH YEAH!」、名古屋では「OH YEAH!ナゴヤー!」とかです(笑)
3STARLIGHT DREAM 大阪と東京ではDREAMつながり(?)でSTARLIGHT DREAMに突入。
すぐさま手拍子が開始される。
東京公演はライブの回数が多いこともあり、手拍子、掛け声など細かいところが気持ちよくキマル。
他の会場では、MC中にちゃちを入れたりばかりが目立ったのですが、今回の東京は聞くところと、出すところのメリハリが利いていて好感触。
いつもこのくらいだといいんですが、今回は平日ということもあり入場者数がすくなかったのである意味精鋭ファンが多かったということでしょうか。

最後は「STARLIGHT DREAM」のコールアンドレスポンス(以降C&R)でキメっ!
こちらもキマル〜。きんもちいいー♪

最終日名古屋ではこの曲の前に「真白にかわれ」を演奏しましたが、
大阪、東京において、カウントダウンとはセットリストは重ならないと豪語していた福山さん。
カウントダウンライブが終わった後の名古屋ではその自主規制から開放されたためでしょうか?
4MIRACLE SKY 演奏前のMCではじめて挨拶。
「こんばんわー!」(↑)「こんばんわ」(↓)
一旦高く挨拶し、もう一度低く挨拶する福山さん。

つまりファンは好きなほうに答えろということですか?
なるほど!いろんなテンションの人がいますものね(笑)

みんな元気に答えていました。

「よしき〜!」
「はいはい、芳樹ですよ〜(苦笑)」

東京ではアンプの調子が悪く、借り物であると説明する福山さん。
福山さんの真後ろのいつもVOXアンプがあるところに真空管丸出しのアンプがある。
ちょうど会場がくらくなったときにうっすらと光ってちょっとかっこいい。


そんなテンションがさがるMCを続けてしまった福山さん。
アップテンポな曲「ミラクルスカイ」が待っているだけに強引に会場を盛り上げようとする。

「YEAH!」

盛り上がる会場。
さすが万能用語「YEAH!」です(笑)

というわけでハミング・バード時代の名曲MIRACLE SKYを演奏です。

コーラスがキレイ。
というよりコーラスは今井クンが高いパートを担当しているので、彼の出来次第で聞こえがだいぶ違ってきますよね。
みんな今井クンを応援するんだ!
い・ま・い! じ・ゆ・ん!
5水玉のカバ 前曲ミラクルスカイから続いて同じくハミング時代の名曲「水玉のカバ」を演奏。
演奏終了直後、東京公演の観客だったと思いますが「ミラクルカバ!」というファンの叫び。

その単語がえらく気に入ったのか、
「どうもありがとうございました。ミラクルカバでした(笑)」

その声を聞いていた人だろうか、名古屋でも同様に「ミラクルカバ!」の声があがる。

「うーん・・・それは普通だね。」

2番煎じなのでもうちょっとヒネリが必要なようです。
6夢の道 スライドから始まるイントロがかっこいいですよね。
演奏後はスグに暗くなり、なにやら準備が行われる。
7FLOWER 「たまにはスタッフもピアノなんか出しちゃったりして・・・」
手間取りながらもスタッフ数人が準備のためいそいそと動き回る。

というわけでスタッフの方に準備してもらったキーボードがステージ中央に配置される。
モニタースピーカを一台ピアノの横に移動したため床においてあったセットリストが丸見えに・・・。
っと思ったら、ちょうどモニター移動した際にこすれて折りたたまれた状態になったため見えませんでした。
ふうー。安心(笑)

前回のJungleツアーではJungle Ladyの曲で2曲ほどやらなかった曲がありました。
いわゆる10秒ほどのアレ(笑)とFLOWERなんですが、「不通」はおいとくとして「FLOWER」をやるには福山さんがピアノを弾かないといけないとのこと。
これで「不通」以外のすべてのJungle Ladyの曲がライブ演奏済みということですね!
・・・よくよく考えると、もっとさかのぼればFlowerは結構演奏されていましたか(笑)

確かめるように鍵盤を叩きながらチェックをする福山さん。

「こんなのはやりませんけどね(笑)」

などといいながら、ビリージョエルの「The Stranger」を口笛で吹いたり、QUEENの「ボヘミアンラプソディ」などを弾いたり悪戯心を見せる福山さん。
大阪では自らをフレディマーキュリーですと名乗りながら「ボヘミアンラプソディ」を弾いたり、ビリージョエルと名乗りながら「Honesty」を歌い始めたりしていました。

「ではFLOWERという曲をやります。」

そういえばフルバンドのFLOWERは久々に聞くかも。
間奏部など今井クンのキーボードと福山さんのキーボードは決してうまくそろっていたとはいえませんが、それでもCDの雰囲気はそのままにライブな感覚がなかなか良かったです。

ちなみに名古屋ではキーボードが用意されることはなく、残念ながらFLOWERも演奏されませんでした。
その代わりにDREAM JACKの後の「真白にかわれ」が追加されたようです。

やっぱりキーボードの準備と片付け、たいへんですものね。

演奏後のMCで次の曲の準備をしながらFLOWERが麻生さんの作詞ということを話し出す福山さん。
しかし次の曲は福山さんのソロ演奏らしく、すでにステージ上には福山さんしかいない。
「あれ、もういねえや。麻生祥一郎もいまよりずっと痩せていて、髪がながくて、こんな詩を書いていた時代もあったんですね・・・」

「そういえば、あの男さらに(髪が)短くなったよね。なんでも自分で髪を染めたときに失敗してしまって、それで短く刈ったらし・・・っておお!?」

調子にのって麻生さんネタを続ける福山さん・・・そんなMCをしていると、ステージ脇から麻生さんが投げたと思われるスティックが飛んでくる。
直撃は避けられたものの、福山さんのすぐ後ろに着弾する。。
「次言ったらコロス」という麻生さんからのメッセージですね(笑)

福山さんは何事が起きたのかとキョロキョロ見回し、それを発見する。
拾い上げて客席にむかって投げるふりをするも、もちろんフリ。そのままピアノの上に置く。
が、コロコロと転がり落ちそうになるので結局床に置いた(笑)
8ビキニの空の消えない火 大阪、名古屋ではこの曲「ビキニの空の消えない火」は後半のアコギソロコーナーでやっていましたが、東京ではピアノソロ弾き語りでの演奏。
「大阪ではFLOWER一曲で片付けて、スタッフからヒンシュクを買ってしまいましたので・・・」
せっかく用意したピアノも一曲でおわりかよ!というスタッフに屈した福山さん。
もう一曲ピアノで演奏するとのこと。
ピアノでビキニを演奏するのは初めてとのこと。
「なんとかなるでしょう。自分の曲だしね。間違えないと思います。

かくして期待通りに間違えてイントロをやり直す福山さんがファンに笑いをふりまく姿が観れたのでした。

「あと(ツアー最終日の)名古屋で一回やって、それで2度とやらないでしょう。」
結局名古屋ではピアノ演奏がなくなり、アコギソロ弾き語りとなったため、ピアノビキニはこの一回でお蔵入りとなったのでした。

ちょっと哀しげなビキニにはピアノの切ない音もいいですね・・・かなり。
今後もピアノがあるステージでは続けていただきたいと思う8曲目でした。

「まじめな曲ですが、2,3箇所・・・いや4、5、・・・7箇所くらい間違えてしまいました。」

9Jungle Lady というわけでキーボードが片付けられ、福山さんにストラトが戻ってくる。
「むずかしい曲をやってみたいと思います。Jungle Lady」

スローテンポであり、アップテンポであり、ハモリもあり、ソロもある。
さまざまな要素がつまったバラエティ曲Jungle Ladyを演奏

演奏後、後ろにビデオカメラがあることに注意を促す、 来年2月から4月までJAMのメンバーを各々フューチャーして放送するらしい。
「スパイ・・・スカイパーフェクTV 67ch 第一興商 スターカラオケにて放送決定!!」
カミながらもアンチョコ棒読みの福山さん。
※スターカラオケは267ch

ちなみにスターカラオケでは日比谷野音でのJAM4thLiveの模様も放送するようなのでチェックしろとのこと。
隊長、チェック了解です!
10RED DATA FRIENDS Jungle LadyのOP曲。
相変わらずアップテンポでいい曲です。
ピアノ演奏ですっかり落ち着いた雰囲気を一気にハイテンションにもっていってくれるような・・・。
この曲でひっぱりあげてもらえなかった人も続くSomething Greatで強引にひっぱってくれますのでご安心。

そんなわけで登場する動物もりだくさんのRED DATA FRIENDSを演奏。
振り返ってゼロになれツアーは動物の曲が多かったという福山さん。
水玉のカバや、ミラクルスカイに登場する動物や妖怪(?)、真白にかわれの改造人間。
本当だ!動物ばっかりだ!
11Something Great 前曲から続いて、ドラムがリズムを刻みだす。
それにあわせて手拍子をはじめるメンバーと観客。

合いの手を入れるのが楽しい良曲「Something Great」を演奏。

合いの手は「やたあも」、「あかいき」で覚えよう。
けになったって→ち止まったって → たりまえ → MOTTO!はっきり


演奏後は告知コーナー。
詳しくは公式サイトの告知を見てもらうとして、大体の内容は以下の通り。
・ファンクラブ設立
・ファンクラブツアー実施

「森田哲朗ファンクラブ(Foresta)に負けないようにがんばりたいと思います。」


ハミングの会報LLTの折込をやっていたというMCが麻生さんと福山さんの間で交わされる。
「俺がやると曲がってしまうということでやらせてもらえなかったけどね。」
(麻生さん)「俺も曲がってましたよ〜」

LLT・・・私はファンクラブがやっていたこと自体を知りませんでしたので一度も貰っていませんが、見事にまがってそうですね(笑)


年に2〜3回はファンクラブ会報が発行されるそうなのでお楽しみに!

ところでファンクラブの名称はどんな感じだろうか?
てつろうさんのファンクラブは森田 → Forest + 田 → 「Foresta」となりましたが
その考えてで行くと 福山 → Happy + 山 → 「ヨンヨンクラブ」ですか。
12マイ・ブラザー 第一次湾岸戦争の直前の天安門事件があったとき、勢いで書いたのがこの曲
しかし今現在TVを観ていても、頭にくるような悪いニュースばかり。
あの時とかわらずに・・・
「言葉は当時の古いままですが・・・」 福山さんVS今井クンのバトルが面白いマイブラザーを演奏。
名古屋ではスキャットまで取り入れてリードする福山さんに、今井クンも破顔。
かっちょええええ。

ただ名古屋だったと思いますが、マシンガンのときの照明点滅がなかったのがちょっと不満。
13白い森 アコギ(たしかハイジ)を構える福山さん。
「マイブラザーの後にアコギを構えるというのは自分が考えた曲順ながらどうかと思いますが・・・」

そんな自己批判を気にせず元気に(?)歌ってもらいましょう!「白い森」

悲しみにさよならしたい〜♪

なるほど怒りをぶつけた後のむなしさが、しみじみと感じられます!

14星の手紙 星の手紙はCDではフェードアウトした部分を元にもどした完全版。
完全版をライブで初めて公開したとき、もうやらないという言葉はどこにいったのか。
最近のライブではほとんど完全版での演奏。

というわけで現在入手困難なタイムレスから星の手紙 完全版を演奏。
福山さんは廃盤になりヤフオクなどで取引が開始される直前、ギリギリで入手できたそうです。
いいなあー。
15ANGEL VOICE
星の手紙を歌い終わり、他のメンバーがステージを去ったため、ステージに一人のこった福山さん。
スタッフにストラトを渡し、ひとり次の曲の準備にはいるが、暗闇のなが黙々と準備をしていたが焦ったようにステージ脇に行ってしまう。

「エレキー、エレキーがないよ」

とストラトを要求しているようだ。
そしてなにやらゴチャゴチャとしたやりとりを行い、満足げにストラトをもって戻ってくる福山さん。

そこでやっとソロでのアコギだと気づく。

「ちがう!アコギでいいんだよ!」

ここで歌うANGEL VOICEの演奏は一人の予定だったので、福山さんが勘違いしていたらしい。
おそらくは次曲「神の国」との勘違いか。

戻ってきた福山さん。
アコギはアコギでもなぜか今井クン用に貸しているTACOMAをもっている。
カポが7弦(今井クンがRED DATAで使ったヤツ)のままだったので
「これ今井のだ!」
とさらに間違いに気づく。

結局灯台もと暗し。
自分の真後ろの(ドラム前のスタンドに掛けてあった)キャッツアイを持ってようやく準備が完了した。

大阪でも段取りが悪かったので、今回こそはと思ったが、結局悪いと苦笑いしていた。

「まいったなー。完全に自分が正しいと思っていました(汗)」

ようやく本来弾くべき楽器を手にする福山さん。
そんなトラブルを乗り越えてANGEL VOICEをアコギソロで弾き語り。

つい先日のアニたまライブでも、正直歓迎できない手拍子が起こったこの曲。
今日の東京は一切なし。やっぱりキマルよおお。
福山さんの声も微かにかすれてはいるもののまだまだセクシーに聞こえるし、このANGEL VOICEはいい買い物でした。
嬉しい。

さすがにWOW WOWでは裏声がかすれてしまい、観客にファルセットのWOW WOWを要求する。

それすらも一体感を感じる材料になってしまう。それくらいキマル今夜の観客。
今日のライブは最高だなあ!

16神の国 再び呼び込まれるバンドメンバー。
誰から呼ぶか迷う福山さん。
「そうだ!また前転が観たいなあ〜 。てつろう!」

前転での登場を要求しながらてつろうさんを呼ぶ福山さん。
しかし登場したてつろうさんはベースを持ってきていたため前転ができず奇妙なポーズをとるだけにとどまる(笑)
「ゴメン!ベースもってたんだね」

大阪にてつろうさんのDVDをもっていけず物販できなかったことをひとしきり話した後、次は麻生さんを呼ぶ福山さん。

「うどん屋さん〜!」

(麻生さん)「うどん屋じゃねえよ。ドラマーだよ。 (福山さんの頭を見て) あのー髪切ったほうがいいんじゃない?」

麻生さんのソリコミっぽくなっている生え際を見てひとしきり話をする福山さんと麻生さん。
麻生さんは学生のころ、誰にことわってソリコミいれてるんだと因縁をつけられてボコボコにされたつらい過去を話す。

「つっぱる事が男のたった一つの勲章ですからね。」 ※嶋大輔「男の勲章」より

で、例によって今井クンが呼ばれずに放置されたままライブが進行する。
キーボードの入る余地がないということで3ピースでの演奏「神の国」


17DYNAMITE EXPLOSION ここでようやく今井クンが再登場。
「今井隼です〜。・・・でも髪型どうしちゃったの? 俺への当て付け?」
実は今井クンの髪型は以前は微妙にたてて、以前の(サイババ前の)福山さんと同じような髪型をしていたんですが、
現在はストレートパーマで直毛化していたのだ。
もちろん当て付けではないと思います(笑)

ライブ前に髪の毛を立てる作業がメンドウなので、パーマでなんとかしようと美容院に行ったところ、ちょっと立ててと注文したにもかかわらず確認したときにはすでに見事なアフロになったわけです。

「ストレートパーマかけたんだってね〜。」
(今井クン)「自分でも2年ぶりくらいのストレートなんで見慣れないです。どうですか皆さん?」
歓声で満たされる会場。
「どうですかといわれてもねえ〜・・・・どうですか、麻生さん?」
(麻生さん)「もういいじゃないですか!髪の話は!(怒)」

「哲(てつろう)も以前、ストレートパーマかけたんだよね?」
(てつろうさん)「そうなんですけど、非常に不評をいただきまして。髪がツンツン立っていないのはお前じゃないみたいなことを言われました。」

その後カウントダウンライブの告知。
これで告知はすべて完了。
晴れ晴れとした福山さんの「よし!終わった〜」の声でライブ再開、DYNAMITE EXPLOSIONを演奏。
アドリブの方がよほど生き生きして見える福山さん。
よっぽど決まりきった告知が苦痛なんだなあ(笑)

例によって精鋭がそろった今回の観客。
「DYNAMITE」の掛け声もキマル・・・とはいえちょっと今井クンの「DYNAMITE」のボリュームが大きかったので、DYNAMITEのコールに包まれている臨場感は少なかったです。

18突き進め MY LIFE おいおい、どうしたんだ今日の観客は!?
突き上げる腕も、相槌を入れる声も良い。

これじゃ今後のライブでなかなか満足できなくなっちまうぜ。

などとちょっと粗野な感想をもらしてしまうほど、一体感があるなあ。
飛びぬけた自己主張ファンもいないし、ズレたやつもいない。
これから続くであろう、観客参加型の曲目。がんばって乗り切ろう!
こいつらとならデキル!
19FLY AWAY 「一緒に歌ってください」
最近はフルコーラス、一緒に歌うことを要求されることが多いFLY AWAYを演奏。

前歌、FLY AWAY、後歌共に最高だ!

後半になるにしたがって盛り上がってくる。
福山さんも気持ちよさそうに歌ってくれている。

気になるのは福山さんがソロでステージの際まで出てきたと、間に入り込むようにしてくるビデオカメラマンくらい。
しかもステージと客席の間を行き来する際、アンプの前に立たれると音がさえぎられてちょっと興ざめなのだ。


20ゼロになれ ツアータイトル曲「ゼロになれ」を演奏。
何時やるか何時やるかと待っていたが、やっぱり最後はこの曲でおさめないと”ゼロになれ”ツアーの名が泣くというものです。
「ツアータイトル曲だし、みんなで叫んでみようか!」

観客の「ゼロになれ」コールが最高のものだったことはいまさら言うまでもないだろう。

「ゼロになれ」「Oh YEAH!」などのC&Rもそつなくこなす。

福山さんもバッチリきまるC&Rに調子にのったのか「ねここしゃん」「さかなつり」なども飛び出す始末(笑)


アンコール


すぐさま始まるアンコール。
声が高まったころにメンバーが再登場する。

福山さんは別の赤シャツに着替え、他のメンバーはゼロになれTシャツ(黒)に着替えてくる。

登場した福山さんに男女入り混じった茶色い悲鳴が飛び交う。
「ヨシキ〜!」
「福山さん〜!」
「ヨシ様〜!」

ヨシ様はやめれ!

「ははは、いろんな発音があるんだね〜。って”ヨシ様”ってなんだよ?」

そういえば先日同じくこの場所で行われたJAM仲間である遠藤さんのライブでの出来事を話し始める福山さん。
「そういえば先日、この場所で”エン様”っていうわけのわからない・・・」

大阪ではライブ本編最後にFenderをストラト投げした福山さん。
チューニングがずれていたのか、ローディに手渡されたCrewsに交換する。

シールドを接続して準備をしているところを、ちょうど今井クンが自分のFenderを鳴らしたので、自分のギターが勝手に鳴ったと勘違いして驚く。

「弾いてもいないのにストラトの音がしたからビックリしたよ!」


21NA NA NA 「改めて、アンコールどうもありがとう、あとはずっと歌おうな!」
細かいMCは抜きだ!とばかりにNA NA NAを演奏開始。
おおー!最高に楽しもうぜ〜!

初日、東京では最後の最後でCD版(「お前のために」)になってしまいましたが、他の2公演は大丈夫だったと思います。
名古屋では赤い照明ではなかったのが不満だったものの腕がつるほど突き上げさせていただきました。
突き上げる右手に乳酸がたまっていくのがわかる〜。

精鋭たちよがんばるんだー。

なお東京においては間奏(てつろうさんが前にでるパート)では証明が赤くならずにいつもの重々しい雰囲気が半減していたのが残念。
22MY SOUL FOR YOU 久々のMY SOUL FOR YOU
バンドでのMY SOULはA・BANDとかで聞いていましたが、この位置にもってくるとは!

「この空の下に君がいるから」がきそうな位置ですよね。
マクロス7から入ったファンのコたちは、この空よりMY SOULに思い入れがある方が多いと思います。
もちろん私もそうです。
例にもれずこの曲が福山さんとの出会いのきっかけ曲ですから。
これは後日行われるマクロス7トリビュートライブの前哨戦ってところでしょうか。
福山さん本人もアンコールにもってくるのは珍しいというMCがありました。

イントロを爪弾く福山さん。
タイトルをいいわすれていたため、イントロ中に「MY SOUL FOR YOU」

1番のゆったりとしたエレキから2番でフルバンド演奏に切り替わるのがかっこいいですね。

精鋭たちも静かに聞き入る。
私も今ここにいることを感謝しながら聴くことができました。
それにしても最近アンコール2曲目あたりでしんみりすることが多いなあ。
23まだまにあうさ 「いよいよ本当に最後の曲です!」
東京ではチューニングで手間取り、前曲からスムーズにつなげることができなかったのがちょっと残念ですが、それでも盛り上がりは最高潮に。
今日の精鋭たちなら「まだまに」コールも安心して任せられる。
↑私はノドがそろそろ限界(笑)

というわけで初日大阪ではダブルアンコールで行った「まだまにあうさ」を演奏。
東京と名古屋ではダブルアンコールは行わず、通常のアンコールでやってしまうことにしたようです。
たしかに今回のライブは3時間弱の長いライブ。
ダブルアンコールのための時間をとっておくより、さっさと演奏してしまったほうがノリも途切れないし良いと思います。

クライマックス直前で1弦が切れてしまう。
うまくC&Rに切り替え、ギター交換の時間を稼いでいた。

そのため最後のC&Rを長めにやってライブ終了!


大阪、東京、名古屋と、全公演を制覇した今回の”ゼロになれ”ツアー。
ついに終わってしまいました。

各会場2時間40分というかなり長めのライブでありながら、飽きさせず、楽しんでいるうちに「ええっ?もう終わり」というなかなかの構成。
もちろん各曲間にはいる福山さんのちょっとおちゃめなおもしろMCもそれに一役かってはいます。
大阪、名古屋の2公演では
「カウントダウンの曲目とは1曲たりともかぶらせない。」
という自己規制の中だったのでかなり悩んだそうですが、とても楽しい時間が過ごせる良いセットリストだと思います。
何気にJungle Ladyの曲目のほとんどをカバーしているので、前回Jungle Tourにこれなかった人も満足すると思います。

今回、福山さんたちメンバーの出来というよりも観客のノリが一番しっくりきていた東京が私のベスト公演とさせていただきましたが、
大阪も名古屋もそれぞれにいいところがありました。
大阪はあいかわらず元気がいいし、名古屋は熱いファンがMCでいれるチャチャが面白い。
もっとも名古屋では”あの熱いコ”以外がそれをやってもちょっと・・・という感じではあるのですが。

初日の大阪以外はすべて平日という厳しい日程でしたが、無事見ることができて嬉しい。
次回のマクロス7ライブも無事に見届けたいなあ。

そんな願いをいだきながら、今回のライブレポもこれで終了です。
福山さん、メンバーの皆さん、スタッフの皆さん。
そしてライブをうまく盛り上げてくれた精鋭の皆さん。
ありがとう、そしてお疲れ様でした。
また次回のライブでお会いしましょう!

今年もヨロシク!

○本日のおまけ


★お願い★
間違い、勘違い、音楽的知識の間違い、プライバシー侵害にかかわる記載がありましたらメール等でご連絡ください。ヨロシク!



Back