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◆2004.07.18(日)◆ 福山芳樹
『Jungle Lady』発売記念イベント in 東京
■会場
虎ノ門 発明会館 地下ホール

抽選 13:00
開演 14:00

チケット アニメイト予約、購入特典
全抽選席
※ペア抽選可

■撮影その他
NG

■セットリスト
01 RED DATA FRIENDS
02 白い森
03 昨日

トークショー

04 ビキニの空の消えない火
05 ゼロになれ

※03のみピアノ

福山さんの2nd Album「Jungle Lady」発売記念イベント。
1st Album「叫ぶ男の肖像」の発売記念イベントと同じくアニメイト主催。
ライブに頻繁に行くファンにとっては聞きなれた曲が多かった前回と違い、目新しいJungle Ladyの曲目からミニライブを行うということで非常に楽しみ。
そしてトークショー。
前回は質問コーナーとしてようやく成立した感があったが、今回も同様だろうか?。
いろいろな楽しみ、そして福山さんにとっては不安感があるであろうイベントなのだ。
今回はステキなプレゼント抽選もあるということでこちらも楽しみです。

地下ホールへの階段前 イベント参加券

当然のごとく世界晴れ。すでに日本晴れを超えています。
暑いすぎる気温、まぶしすぎる太陽。楽園を作り出す雲ひとつない。
福山さんの晴れ男ぶりは相変わらず。
そしてこのスタートも前回のレポ(札幌くうのレポ)から相変わらず。

そんな灼熱日照地獄のなか、天国の時を体験すべく東京虎ノ門は発明会館を訪れた。

虎ノ門駅から発明会館までは歩いて五分ほど。しかしその五分が異様に長く感じる。
ようやくたどり着いたときには汗だく、水分不足、砂漠?

それは私だけではないらしく、後から入ってくる人がみな同じく砂漠をさまよう旅人のような顔をしている。

(一部の人には)波乱の座席抽選会

エアコンがあまり効かずぬるい通路で待たされること1時間。
ようやく階段に並んで降りていくように指示がある。
ついに座席抽選のスタート。

並んだ順にくじが引かれ、会場内に入っていくJUNGLE LADY購入者の皆様。
私の抽選番号はA列の17番
17番なので端の方になってしまうが、A列というと一番前の席ではないですか!

ホール見取図

なんだー、せっかく今日はゆっくりと中間ぐらいの席から遠巻きに眺めようとしていたのに。
まいったな〜。うへへ。

などと悲しみながら会場内に入っていく。

F、E、Dと前に前にと確かめながら歩いていく。
ふふふ。一番前なのにね。




あれ?


私としたことが暑さで相当まいっているようです。

C列まで来たところでその前の席がない。

もしかして真中変にAがあるのかな。(頭の片隅では気づいているが納得できない状態)
見回せど無いものは無い。

ステージと客席(C列の席)の間は結構あいていたので、ここに相撲でいう桝席(ますせき)状態で座れということですか!
ピクニック気分でいいかもしれない。福山さん形のチョコとかお土産にもらえそうだし・・・。

とはいえ、無い座席を前に悩んでいても仕方ない。
もしや空気イスでもしろというわけもないはずと、確認のため座席券のくじ引きをしている場所まで戻ってたずねる。

どうやらA〜B列の席は今回収納してしまい、C列が最前列とのこと。
またI席ははじめから座席がないということで、「A、B、I」これら三つのアルファベットを引いてしまった方は再度抽選ということに。

愛が無い抽選券、次に引いたのはL席だった。

中間くらいの席から遠巻きに眺める計画実現!
おおい!

開演10分前


開演を待ち、友人たちと雑談。
私たちは席にすわっていたので気づかなかったが、ぞくぞくとファンが席につきはじめる。

前回の叫ぶ男の肖像の発売記念イベントでも司会をつとめたタカハシさん(女性)がステージ上から注意事項を説明しはじめる。

そういえば前回のイベントでは、放送でおこなわれていたところを福山さんがマイクを奪い取ったりしていたなあ。
と懐かしく思いながら、こういったイベントではお決まりの文句をつらつらと話すタカハシさんの説明を聞く。


イベントスタート


「それではもうしばらくお待ちください」

タカハシさんがひっこみ、待つこと10分弱。
場内に「NA NA NA」のイントロが流れ出し、ついに福山さんがいつもの挨拶で登場する。
(NA NA NAはインスト版のようだった。)

「どうも〜」

観客席から大きな拍手が巻き起こる。

いきなりハイジを持っているあたり、前回のイベントとまったく同じだ。
今日の服装は、黒字にフラミンゴの柄がはいったシャツに、ファスナーの位置にボタンがある黒いズボン。

おや、おしりのポケットが以前のように穴があいていない気がする。

「なにしろレコード・・・CDを録音し終わって、そのままツアーに行きっぱなしなんで、このアルバムの曲をやるのは初披露ということになります。
どうなるか分からないので、暖かい目で見守ってください!」



ライブ(前半)


お約束の使用楽器の表記は以下の通りです。
[P]・・・ピアノ
[G]・・・アコースティックギター
[G2]・・・カポの場合数字がカポのフレット位置です。
※ギターは半音下げチューニング

1RED DATA FRIENDS [G2]
ラ〜、ラ〜、ラ〜♪とギターリフをラララに置き換えて RED DATA FRIENDSを演奏。
キーは2カポのC。
※ただし、アコギツアーのときと同様に半音下げチューニングだったようです。

前回、叫ぶ男の肖像発売記念ライブではものすごく小音量のライブだったが、今回はボリューム十分で大迫力。

「あ!そうだ、アコギ一本でやっていて寂しいので、手拍子お願いします!」

ファンも初めての曲で勝手が分からず誰一人として手拍子していなかったのだ。
とき遅くすでに2番が終わった後の間奏だったため残すはあと1/3。
ここからでも盛り上げるのには遅くない。

といっても初の生RED DATA FRIENDSに興奮状態の観客は聞き逃すまいと心のなかで十分盛り上がっていたとは思いますが。
私は自分の耳コピがあっているかどうか確認するため、10メートルほどはなれた福山さんのコードの押さえ方ばかり気にしてしまっていました(笑)


手拍子に満足し、クライマックス。締めに入る福山さん。
「もう2番までやっちゃったけどね(汗) 飛べない鳥のように〜♪」
ナナナナ〜ナ〜♪とナナナコールを最後に入れるシーンがあったんですが、間にちょうど我々観客がレスポンスできる余地がありました。
私もこのとき実験でちょっと入れてみましたが、良い感じに決まると思います。
本番のジャングルツアーではぜひ!

「これがアコギ一本でやるというのが間違いのような気がするんですよね(笑)」

とはいえ、私にとってJungle Ladyでは一番気に入っている曲だったりするので、アコギでも大満足。
そう、イントロとアウトロでコードを間違えたとしても満足でした!。
↑いつもの皮肉ではないですよ。うふふ。

「アコギ一本でやるとこんな感じなんだね。僕も初めて聞きました。」 という福山さんのMCですが、この曲はアコギツアーPart2の松山公演でお披露目しているので今回が2回目のはず。
そのときの演奏は歌詞がボロボロだったというご本人談がありましたが、今回は歌詞間違えは皆無かも。
私はこのとき、ヘビーローテーションで聞いていたJungle Ladyの歌詞カード、実はまだ読んだことないので分かりませんでした(笑)
↑なにせ通勤中やドライブ中や寝る前がおもなリスニングシーンだったもので。

Jungle Lady収録の締め切りを5月10日から6月2日、つまり札幌ツアーの前日まで締め切りを延ばしてもらったそうですが。
その原因として有名なHDDのアルバムデータ消失事件。
この曲はHDDになんとか残った数少ない曲(生存率=4曲/11曲)のひとつだったということで、この曲協力参加している山浦克巳さんのコーラスは、紙一重で残ることができたのかもしれません(笑)

2白い森 [G3]
Jungle Ladyでもビキニと争ってアコースティックの似合う白い森を演奏。
3カポのGでスタート。
アコギを弾いている人にとっては真っ先にコピーしたくなる曲かも。
コピーするときのキーは2カポのGでどうぞ。

この曲も聴けば聴くほどによさが分かってくる名曲。
Jungle Ladyの中でも、透き通った福山さんの声の響きが楽しめる逸品ですよね。

「どうもありがとう〜。白い森でした。 歌詞まちがえちゃったけどね・・(汗)」

歌詞間違えあったんですか?
私はこのとき、ヘビーローテーションで聞いて(以下略)

歌詞の間違えがあるにせよ無いにせよ。そんな細かいことで文句が言えなくなるくらい良い歌声でしたよ福山さん!
最高です。感動!

3昨日 [P]
ここで先ほどタカハシさんが行った開演前10分前の説明についてのMC。
席に座ってくださいというアナウンスを行ったのは初めてだそうで。
「実はトイレにいくのに、皆さんのいる待合室を通らなくてはいけないということで急遽席についてもらった次第です(笑)」
イベント開始前にトイレを済ませたいが、イベント開始前にファンの前に顔をだすという間の抜けたことはしたくない・・・こまったタカハシさんが考えた策が先ほどの10分前の説明会。
それもここで暴露され、無事笑い話のネタとして福山さんのトークに役立ったのであった。

そんな爆笑話題のあとは、しんみりとしたナンバー昨日を演奏

「本当はピアノを演奏する予定は無かったんですが・・・」
ステージを見てみると実に立派なグランドピアノ。これは弾かなくてはと、使命感に駆られたため急遽ピアノ演奏を行うとのこと。
「この曲をピアノで弾き語ったことは、今までにないでしょう?
ホームページを作っている詳しい人たちなら分かると思いますが・・・やったことないよね?」

とちょっと不安げになりながら観客に尋ねるように確認する。
私の記憶が確かなら、私がショッパーズで久々にやった昨日を聞いてから今までピアノ演奏の昨日はやっていないと思います。
福山さん安心してください!!



やったことないすよね?(笑)

というわけで初期バージョンから歌詞がかわり、よりメッセージ色が強まった昨日。
新歌詞によって進化した昨日もついにピアノバージョン。
ジュリアもそうですが、よりしんみりとした味わい。
なかなか満足・・・というより最高っス。

トークショー


ミニライブ3曲目が終了するとタカハシさんが再度登場する。

福山さんのねぎらい、先ほどのトイレ話にしばし花をさかせる。
「タカハシさんのおかげで僕は開演前にトイレに行くことができました。」
「私もなんとか呼び込まなくちゃと必至でした(笑)」
「今日は連絡の行き違いでピアノを弾く予定はなかったんですが、この予定表にはギター、ギター、ギター、ギター、ギターと書いてあります。」
といきなりネタバレしている福山さん・・・ギターを5回、全五曲ですか(笑)

とここでトイレやピアノ演奏といったハプニングに加えスペシャルなゲストがきているとのこと。

「スペシャルゲストの麻生祥一郎さんです。どうぞー!」

というわけで登場したのは、甚平姿に鉢巻、ウチワを持った麻生さん。
相変わらず漢気のある格好だ。
ちなみに年上の方に人気があるそうです。

もっていたウチワの一つを福山さんに手渡して、ステージの下手につく麻生さん。

「ところで福山さん。ここで何をやっているんですか?」
「ああ、集会。反戦集会をやっているんだな」
「僕はそこの米大使館に用があって通りかかったら、見覚えのある(ジャングルレディの)ポスターがあったもので」
※もちろん冗談です。

今回は安部氏にJungle Ladyについての話をしてくれと頼まれての登場とのことで、福山家の暴露話とかはしちゃいけないそうで、残念(笑)

「麻生はわからないだろうけど、ここには”Jungle Lady”を買ってくれたお客さんが来てくれているんだよ。」
「ぼ・・・僕買ってないんですけど」
「買ってくれよ!おい〜」
「買ったほうがいいですよね?」
「とはいえ、まだ麻生にギャラ払ってないんだけどね(苦笑)」

「・・・ギャラもらえるんですか!?」

この二人の間ってなんてアバウトな世界なんだろう(笑)

もちろん後でその件については話し合われることでしょう。
皆さんも3枚ほどアルバムを購入して、麻生さんのギャラのために協力しよう!

限定百枚なんて嘘です。
通販以外でも購入可能です。

トークショーで語られたアルバムについてのお話の抜粋は以下の通り。
さすがに記憶間違いもあるので、私の想像も幾らか混じっております。注意(笑)


「NA NA NA」

麻生さんがこの曲のドラムを叩いたのはハミング解散した年2000年。
叫ぶ男の肖像の1曲目にいれようとしていた。
この曲のドラムは福山さん曰く「麻生祥一郎のベストトラック」
2小節に1回フィルが入るというすさまじいドラム。
あまりにフィルが多すぎるということで、このあとにもうすこしフィルを抑えたドラムを録ってOKテイクにしていたらしい。
結局使われたのは今回のフィルまみれのドラムだったわけですが。
そう思ってこの曲を聞きかえしてみると本当にすごいです!

「このドラムは”神がかり的な”ドラムだよね。途中17ビートくらいになっているよ。」
麻生さんも二度と再現できないだろうということなので、あのアルバムテイクは貴重なんですねー。
・・・ジャングルツアーでの最限度がどの程度のものか、皆でチェックだ!

その他ライナーの間違い&食い違いの指摘。
NA NA NAのクレジットにある「ノイズ:麻生さんというのはミックス時に没にしたそうです。
ノイズがなくても全体的に騒々しいから違和感がないとかそういう理由だったかと思います。
またJAM コーラス、みんなでかい声だったため、マイクからどんどん離れてもらったそうで(笑)

「昨日福山恭子と確認したんですが、ジャケットの”名も無き神とわれらのために”が正解です。」
苦笑いするしかない福山さん。
突貫作業のため、「われら」を「おまえ」として歌っていたそうで。
とはいうものの、私はこのとき、ヘビーローテー・・・(以下略)


「FLOWER」

この曲も前のアルバム用の曲で、2001年にドラムを録ったとか。
ハミング解散後、忘れないうちにということで麻生さんに叩いてもらったもの。

この曲をハミングで演奏したかの話になり、ふと福山さんによるアンケートがあった。
「ハミング・バードって知っていますよね? 」
「ハミング解散後にファンになった方も多いんではないですかね?」
「ハミング・バード観たこと無いひと〜」
ここで思わず手をあげそうになったが、そういえばファイナルに行ったことを思い出し手を下げる。
私もギリギリだけど”ハミング・バード観たことある人”にはいれた(笑)

「じゃあハミング・バード観たことある人〜」
(挙手)

なぜか自分がハミング観たことない人だと思い込んでいたため、観たことある人に入れたことがうれしかった私。
あやうくだまされるところだった。(自分に)

「麻生も昔は髪もロングで、やせていたんだよね。今は残念ながらこんなですが(笑)」

「味があるでしょう?こういうのが好きな方もいるんですよ。」
「あっち系の方ですね(笑)」
「あっち系の方です(笑)」


「RED DATA FRIENDS」

A・BANDのメンバー仲間である山浦克巳さんがコーラス参加している。
ハミングが横須賀でやっていた10年以上前に対バンでよくいっしょになっていたそうで、
「ギターも歌もうまくてね。」
「顔もちっちゃくて・・・」
「うん、顔がちっちゃくてね、うはは。絶対いっしょにやりたいと前々から思っていてね。」
ほんとうはこの曲だけでなく、もっとたくさんの曲で参加してもらいたかったらしいが、例のデータ消去事件で残念ながらこの曲だけしか頼む時間がなかったらしい。
「俺は言ったよね。”福山さん、外付けHDDを買おう。絶対何かあるから”って」

叫ぶ男の肖像では外付けHDDを買って保存していたが、USB接続だったため、転送速度が遅すぎて使い物にならなかったらしく、今回のJungle Lady収録では新しいPCを用意した福山さん。
最初は順調だったが、データを消してしまったのがあとの祭。
「俺セットアップもできないしね」
「なんで全部自分でやろうとするんですか?普通はスタジオとかに任せるのに・・・」
あるある大事典流に言うならば、A型な福山さんは時間をかけて聴きながら、何度もじっくりと納得いくまでやり直したかったらしい。
体調など一番良いタイミングでやるには人と一緒にやるのは難しかった。
もちろん宅録の敵、電話の線は抜いてから録っていたそうなので安心。
「そういえばつながらないときがありました。」
それでも敵は多く、前回のアルバムでもカラスとか選挙の宣伝カーにかなりジャマされたらしい。
「この空の下に君がいるから〜♪ ジャーン・・・カー」
とか・・・まあそれはそれで趣き深いとは思います(笑)

「最後のジャーンを一回やるだけで数時間かかったりしたんだよ。」

今回のアルバムは前回のストレートなものと違い、多重録音のオンパレード。
この曲はギターだけで12×3の合計36チャンネル。
全部で80チャンネルは越えているらしい。
「こんなこと人に頼めないですよ。」
「ライブではどうするんですか。(→コーラス)」
「観客を分けようか(笑) ここらへんは上1、上2、下1、下2とか・・・」
1年くらい練習すればいいコーラスになりそう。

まだバンドメンバー間でもコーラスの振り分けとか決まっていないそうで。
「福山さん、早く決めてくださいよ。」
本当にどうなることか楽しみであります!


「神の国」

この曲だけは全部スタジオ録音。※歌は別
ギターアンプはいつものVOXアンプとは違い、スタジオで借りたダンブル(DUMBLE)というアンプを使用。
なんとこのアンプ、ヘッドアンプだけで300万くらいするらしい。
なお福山さんのVOXはすでに4代目だが、また調子が悪くなっているらしい。
麻生さんのドラムは・・・デビュー当時からずっと使っているそうです。
麻生さんの激しいドラミングに耐えつづけ10数年。ドラムって結構耐久性あるんですねー。
「ただ木が丸いだけですからね(笑)」

「まあたたいてナンボの仕事です。」
「そういや俺は音階屋なんだぜ。」
「そういえば頭よさそうですよね(笑)」


「ゼロになれ」

アタックツアーのテーマに歌をつけたもの。
私はアタックツアーは参加したことは無かったのですが、周りの友人のなかには古くからの方も多くこういった裏話は結構聴くことができます。
ありがたや。
てつろうさんが歌っているのは洗剤アタックのテーマなので勘違いのないように(笑)

この曲だけは歌がスタジオ録音。
もともとは「バカになれ」というタイトルで、メンバー間では中々好評だったらしい。
「あ、なんだバカじゃん!って結構よかったですよね。」
「皆にコーラスで”バカになれ〜”っていわれると俺がバカになれといわれているようでシャクだからやめたんです。」
↑もちろんこれは冗談ですが、本当の理由はもっと冗談っぽかったです。
「福山恭子が実は全日(全日本プロレス)ファンでして、新日(新日本プロレス)、特にアントニオ猪木がとても嫌いだったんですね。」
そんなわけで、猪木が言っていた「バカになれ」という言葉を使うのをやめたそうです。
ハンセンやブロディが好きだった恭子さんの意見で、バカ→ゼロになったという冗談のような本当の話でした。
「バカ」を「ゼロ」に変えたことで歌詞もうまく意味が通ったそうで夫婦ともに満足な出来。
ライブが楽しみです。


「白い森」

「ABBAみたいでいいですよね。」
以前、ABBAのCDを借りる機会があったので、ふむふむ、ああなるほどなあ。


「不通」

「HPとかでインストと書いたことで皆さんに期待を持たせてしまって・・・ざまーみろって感じなんですが(笑)」
「福山さん、これで印税をもらうつもりですか?」

本来はNA NA NAの前曲として、「不通」+「NA NA NA」で一つのトラックのつもりだったが、「NA NA NA」を選んだときに「NA NA NA」のイントロが聞こえてこないのはイヤだということで「不通」部分とは別トラックにしたそうです。
そうやって聴いてみると「不通」の不気味さと「NA NA NA」の重苦しさが調和のとれたものに聞こえてくるのは一種のプラシーボ効果でしょうか。

13秒しかありませんが、本当は15秒くらい収録していてちゃんと「ジャジャジャッジャ、ドワハハハ」という感じのエンディングもあったそうです。


アルバム「Jungle Lady」

アニメTVでのゲスト出演時、初めて満足できる出来だと豪語していたジャケットはモンティパイソンの真似。
ベースのクレジットは福山バンドのベーシストでもあるてつろう(森田哲朗)さんとなっていますが、データ消去事件のため福山さんが弾いている。
果たしててつろうさんにギャラは入るのだろうか(笑)



スペシャルプレゼント抽選会


タカハシさんがプレゼントを持って登場し、HPで告知されていたプレゼント抽選会が始まる。
プレゼントはパンダーゼットのマスコット人形 + ギターピック(それぞれサイン付き)

うーむ。実になんと言うか、その・・・。

まあそれはいいとして、抽選の方法は 座席番号。
麻生さんがアルファベット。福山さんが番号を言って、合致した人がゲット。

麻生さんは福山の「F」を選択。
福山さんは不公平がないようにと、散々迷った挙句どこかをじっとみつめ「9」を選択した。
ちなみに時計の時刻表示は「02:43」だった(笑)

座席番号F-9の方おめでとうございます!

もちろん座席がL列だった私ははずれておりますのでブーイング不要でございます。よろしくです(笑)

というわけで麻生さんとはここでお別れ。
今回はドラムをたたくこともなく、出番を終えたのであった。

「麻生祥一郎さん、ステキな衣装でありがとうございました。」

タカハシさん、なかなか言いますね(笑)


ライブ(後半)


トークショー、プレンゼント抽選会が終わり、再びライブモードに突入する。

4ビキニの空の消えない火 [G]
「この曲だけはアコギツアーでやったんです」
というわけでビキニの空の消えない火
さっきの爆笑トークの雰囲気がみごとにしんみりとしたものに変わっていく。

演奏後はアコギツアーと同様に、50年前のビキニ環礁の水爆実験のお話。
平和を考えさせられます。
5ゼロになれ [G]
この曲がさっそくライブとして聴けるとは思っても見なかっただけに嬉しい。
「非常に短い間でしたけども最後の曲になります。」
「アコギで弾くのも限界があり、麻生祥一郎もウチワしか持ってきてくれないということで・・・観客参加型でヨロシク!」
手拍子と「ゼロになれ」コールをお願いする福山さん。

そう!ゼロになれのアコギバージョンだ!
「歌詞は”バカになれ”じゃないですからね(笑)」

いくらアコギには向かないと福山さんがいっても、会場内の盛り上がりはすごかった。
最後は「ゼロになれ」でコールアンドレスポンス。
いい盛り上がりソングになりそうだ。
ゼロになれコールもかなりそろっていて満足な出来。
次のライブ(ジャングルツアー)でもこの曲はやるそうなので、いい練習になりました!


アコギ一本ということを考えると無難な選択だなあとはじめは思っておりましたが、まさかゼロになれまでやるとは・・・。
タイトル曲であるJungle Ladyはお預けになってしまいましたが、新曲だらけの最高のライブでした。
みんなまだまだ聴きたい気持ちが抑えられずアンコールの手拍子が始まる・・・
そして登場する・・・


タカハシさん。

「すいません私です〜(汗)」

普通なら女性のタカハシさんの方が登場して喜ばれるのでしょうが、福やマニアの観客ばかりなので皆がっかりしています(笑)
前回のイベントでもアンコールなしということだったので今回はあきらめていましたよーだ。ふーんだ。

というわけで、本当はアンコールでSomething Greatなんかが聴きたかった感、丸出しのまま今回のレポも終了です。
また次のアルバム発売イベントでお会いしましょう!
グッドラック!

○本日のおまけ

ライブ購入後は握手会&ポスタープレゼント。

とりあえず、RED DATA FRIENDSで目についたコードミスについての話を振ってみる。

そのときの私の言葉は意地悪にも

「このことはレポにしっかりと書かせていただきますね!」

そのときの福山さんのしょっぱい顔といったら・・・。



安部氏も隣で笑っていたし(笑)
そんなわけで、天邪鬼な私はベタボメレポにしてしまいました(笑)

★お願い★
間違い、勘違い、音楽的知識の間違い、プライバシー侵害にかかわる記載がありましたらメール等でご連絡ください。ヨロシク!



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