◆2003.10.10◆
今井隼バンドライブ IN 町田 west VOX
福山バンドやプッシュ*2などにキーボードで参加している今井隼さんのソロライブレポです。 しかも今回はベースとパーカッションを引き連れてのアコースティックバンドスタイル。 会場は町田West Vox。 町田駅からは徒歩5分の距離ということでアクセスも良いですね。 OPEN:18:00 〜 START: 18:30 〜 Charge:\1,500(1Drink込み) 町田のWestVoxというライブハウス券レストラン。 ここでは毎週金曜日のお昼に今井隼さんのピアノ弾き語りライブがあるのですが、それは平日のしかも昼間。 一般的な会社員である私がいける機会はほとんどありませんでした。 ところが今回、今井さんがバンド形式で行うというライブは夕方、それも定時退社後に十分間に合う時間。 これを逃すまいと前日まで残業に明け暮れ、金曜日は同僚を残しさっさと会社を後にするのであった。 町田駅を後にしてWestVoxに向かって歩くこと数分。 事前に地図を確認したときはもっと目と鼻の先にあったはずなのに・・・。 地図どおり5分ほど歩くと、歩道に数人の人影が立っているのが見えた。 まさかオープン待ちの人たち? その場所がWestVoxだと思い近づくと、今井さん本人でした。 しばし挨拶をしていると私の携帯電話(エッジですが^^;)に着信あり。 「○○? いまPC立ち上げたらさ。へんな文字がでてくるようになっちゃってさ〜」 ※○○には私の仇名が入ります。 しばしの問答の後、入場しなくてはならないので謝って電話を切る。 なんとか通常どおり起動するようになっていたので良しとしましょう。 その後は今井さん本人に案内されて店内へ。 そのままチャージ支払いまでサポートされてしまいました。 もちろん対バン表に今井さん欄にカウントが入ったのは言うまでもありません。 でドリンクですが、実は先日よりちょっと風邪気味だったので、 冷たいものは控えようとホットのレモンティーをチョイス。 小指を立てながら紅茶をすする私がいたのでした。 ================ ライブ ================ 今回は(今回も?)ライブは4人のミュージシャンによる対バン形式。 バンドは今井さんだけのようで後の方々はギター弾き語りによる演奏でした。 というわけで待ちに待った今井さんの順番。 順番的には4組出演するうちの3組目です。 再三言ってますが組で出演するのは今井さんたちだけですが(笑) 前の出演者のある行動によって私のテンションがものすごく下がった状態での今井さんのライブ突入。 今井さんはいきなりハンデを背負った状態で私を感動させることができるのだろうか? 期待しております。 さて、ステージの構成の説明をちょっとだけ。 今井さんの座るキーボードの配置はステージに向かって右側。いわゆる上座です。 中央の後方やや左寄にはパーカッション。左側にはベースという配置になっております。 では曲目とMCの紹介です。
1 | 二人の瞬間(とき)に… | まずは今井さんが1人で登場してキーボードの前に座る。 その輝く笑顔にすぐさまテンションが回復する。 全然心配無用でした。 あの笑顔は一種の才能です。 まずは自己紹介。自分の曲は9割はバラードだというおことわり。 「すいません。(切ない曲ばかりなので)ライブ終わった後にヘコんだりしないようにね。」 「それでは景気づけに・・・別れの曲を」 さすがにMC慣れしている今井さん。 普段の弾き語りライブではこういった曲をやっているんだろうなと思いつつ聞き入る。 今井さん曰く 「一緒にいたかったけど、いろいろな弊害で一緒にいることができなくなった。ちょっと一緒にいたけど、やっぱりダメだったね。」 という曲でした。 冷静に解説されてしまうと諸行無常の響きを感じる歌だったんですね(笑)。 まあちょっとは一緒にいれた様なので彼ら(※歌の登場人物)も満足でしょう。 |
2 | Please shine for me | 「僕のたのもしいバンドメンバーを紹介します。」 ここでベースのノブさんとパーカッションのタカトリタケシさんが登場。 忙しいなか集まってもらったメンバーに今井さんがお礼をしながら準備完了を待つ。 「こういった形式でこれから先おとどけしたいと思います。」 こう言ってしまったもののまだ準備が整わないようなのでMC続行。 「えーーと、先ほどの曲なんですが・・・(汗)」 前にやった曲の解説を始める。 ここで先ほど説明した諸行無常の説明があったわけです。 この辺りは予想外のMCだったに違いなく、言うなれば今井さんの苦し紛れなので突っ込みは控えましょう(笑) そんなこんなで準備も完了。 演奏される曲は「プリーズシャインフォーミー」 そう、以前コロラドのライブでかつての今井隼に「とうとう歌っちゃったよ〜」と言わしめたあの曲です。 あのときはサポートコーラスに福山芳樹が入るという豪華なものでしたが今回はベースのNobさんがコーラスを入れる。 私は福山さんファンでもあるので勿論コロラドのハーモニーの方がカッコよかったというべきなのでしょうが、こちらも良かったです。 福山さんより太い声だったので、今井さんの高めの声によくマッチしていました。 高音を使うサビから一転して「ひとつひとつが溶け合って・・・♪」とささやく個所に入る パーカッションのタケさんが入れるシャラララララララというウインドチャイムの音がシビれます。 この構成は何気にバランスいいです。今井さんの選択は間違いじゃない。 早弾きの個所では多少の乱れが感じられるものの、今井さんの声の伸びもよくWestVoxの店内はしばし感動に包まれました。 私の席の後方で「今井?どんな人だ?」と話していた方達もスッカリ黙ってしまいました。 今度の福山さんのアコギ旅でもしこの曲をやる場合。 小型のウインドチャイム持参がよろしいかと思います。 |
3 | Friend |
「始まる前にこんなベラベラと話していいものかというのがあるんですが・・・(笑)」 片思いの曲という紹介がありました。 最初にタイトルが思いついたということです。 友達の女の子が好きになっちゃったんだけど、仲がいいからどうしようかというような曲を書こうと思ってFriendというタイトルをつけたそうです。 その時今井さんは高校生。 いわゆる友達以上恋人未満な女の子がいたのでしょうか。 そんなわけでまずはタイトルが決定したんですが、中身の歌詞は「君のことが好きだ」的な普通のラブソングになってしまったため 「タイトルと内容の意味がほとんど合ってないじゃないか!」 福山さんと一緒に出演していた今井さんしか知らない私は福山さんのMCにツッコミまくっている姿が思い浮かびます。 というわけで今井さんの持ち歌の9割を占めるバラードの一曲「フレンド」を演奏です。 |
4 | あの日天使がくれたもの | ここまでバラードばかりを歌って来た今井さん。 「僕がプロデュースするPUSHPUSHというガールポップバンドとかでは明るい曲も書いたりしてます。 それが自分の曲となると暗ーーーーくなるんですよね。 きっと僕ネクラなんですかね(苦笑)」 あの笑顔のウラにつらくきびしい思い出があるんですねー(涙) 自分以外の曲では明るい歌も多く作っていたり、 PS2の「メモリーズオフ」というゲームのサントラではキャラクターソングに2曲ほど曲提供をしているとかで。 「そんなつもりで書いたわけではないのに、どんどんアイドルっぽくなっていく過程が面白かったですねー サントラにはどこかに「今井隼」という名前が書いてあるかもしれないので見かけた方はチェックしてみてください。」 「今井準」と書いてある可能性が否定できなくもないのであわせてチェックを。 このレポートの中でも間違って「準」とか書いてありましたら是非ご指摘を(笑) あて先は当HPのBBSまで。ヨロシク! そんなわけで暗い曲ばかりを書いてしまうという今井さんが作った明るい曲ということで「あの日天使がくれたもの」を演奏。 パーカッションの軽快なリズムがこの曲の明るさをうまく演出しています。 うーむパーカッションって凄いんですね。 さすがにアレだけの楽器数とスペースを使っているだけあります。 今井さんはこういった明るい曲を歌っているようなイメージが強かったのでようやくしっくりと来た感じです。 演奏前に今井さんが言ったように「リラックスして」聞くことができました。 |
5 | I wish | 改めてバンドのメンバーを紹介し、次回のバンドライブの予告を行う今井さん。 日にちは12/21。 「今日は10月10日、次回は12月12日とゾロ目なので大変憶えやすいということで是非」 次回のバンド編成はパーカッションがドラム(タケさんとは別のかた)になるそうです。 私も都合が合えば行ってみたいと思います。 そして本日最後の曲「アイ ウイッシュ」 この曲はみんなとお別れする用につくった曲ということでてつろうさんで言えば「Let Me Say Good-bye」に該当するものです。 福山さんで言えば・・・「ねここしゃん」かな(笑) 今井さんの裏声もみごとに決まって今回のライブもこれで終わりです。 この曲の歌詞になぞらえれば、心は一つなので、これで全てが終わったわけではなく次回にまた会えると思います(笑) 「どうもありがとうございました。今井隼でした。」 |