◆2003.07.27◆
福山芳樹+今井隼 ライブ In 横須賀ショッパーズ
久しぶりのショッパーズライブ。 前回のコロラドで今井クンに尋ねたときは言葉を濁していましたが 今井クンもピアノで参加です。 福山さんと今井クンが合わさると珍しくも嬉しい曲を演奏してくれたりするのでファンとしては見逃せないライブになります。 時間はいつもどおり。もちろん場所は横須賀ショッパーズプラザ2階中央ステージだ。 全員集合! 1st Stage:14:00〜 2nd Stage:16:00〜 (各30分) コロラドの込み具合から今回も福山さんライブにめがけて群がる我々ファンの多さを鑑みていつもよりちょっとだけ早めに家をあとにする。 ショッパーズに午前中に到着するなんてはじめてかもしれん。 というわけで私がショッパーズのステージ前に到着したのは午前11時頃。 ちょっと早すぎたかな・・・と思っていたが、どうしてどうして、結構な人数が既に席を取っておりますね。 福山さん使用楽器:TOKAI CAT'S EYES CE-2000ハイジカスタム(笑) 80年式 今井クン使用楽器:ショッパーズステージ備え付けのグランドピアノ リハーサル
| 0.5 | DYNAMITE EXPLOSION | 12時を過ぎるとようやくリハーサルが始まる。 福山さんはしばらくアンプを通さずにギターを弾き、今井クンはショッパーズ据え置きのグランドピアノで軽くあわせている。 ちょうどステージと客席の間に横須賀市長のメッセージが張ってあるでかいパネルが置いてあるため、中央の席の人は何が行われているか判らないんですが、 私のいる端っこの席からは覗き見がしやすいんですね。 隣に座っている某T氏に向かって、なにやら福山さんとアイコンタクトらしきものを・・・ なにげにDYNAMITE EXPLOSIONのイントロ部分を弾いて叫んでいるではないか! 「TAKA-Qのサイトにアップされてたのを見たよ!もっとちゃんとやっておけば良かった〜」 福山先生、自分で見直してみてあまり出来の良い教え方ではないと思ったようだ。 今後の福山先生のレクチャーに注目ですね。とりあえずはこのライブの後が楽しみだ(笑) というわけでイントロ部を軽く弾いていただけなので、 きいてないよ!なんて文句は言わないように(笑) |
| 1 | Whole lotta love (LED ZEPPELIN) |
「Wanna Give (You?) My Love」を連呼する”どロック”な曲なんですが、洋楽に詳しくない私には見当もつきませんでしたが情報をいただき無事曲目判明しました! ”どロックバンド”レッド・ツェペリンで「Whole lotta love」です。 そういえば福山さんが「ワナホララララ〜♪」と歌ってました。 邦題は「腹いっぱい・・・」もとい、「胸いっぱいの愛を」です(笑) まだツェペリンは勉強前なのでこれから精進しますです。 (Chiekoさん情報ありがとうございました!) |
| 2 | Say Goodbye To Hollywood(Billy Joel) | コロラドのライブでも演奏したビリージョエルのナンバー「ハリウッドにさよならを」です。 アップテンポで良い曲なんですが、ジョエル自身がピアニストということもあって、この曲の演奏には今井クンの力がいかんなく発揮される必要があるわけなんですね。 そんなわけでピアノの音合わせにはぴったりのナンバーです。 |
| 3 | ??? (Push*2) |
すいません勉強不足で曲名が判りませんでしたが今井クンの所属するガールポップバンドPush Pushのナンバーを今井クンがピアノでちょっとだけ演奏。 実はPush*2のボーカルの女性TAEKOサンが客席にいて、今井クンはそちらをニヤリと見ながら弾いていたんですね。 最初はなんか聞き憶えがあるようなないような・・・というような感じだったのでライブ後に思い切って尋ねたところ上のような事情だったようです。 (今)「ありきたりな曲しか作れないで申し訳ない^^;」 と謝られてしまったんですが、私の方こそ恐縮です^^; 今度ライブにいったときにはCDも購入させていただく所存です。 |
| 4 | LET IT BE (ビートルズ) |
いったんステージ脇に引っ込むもしばらくして再度「リハーサル中」の看板が掲げられ福山さんと今井クンが戻ってくる。 静かな曲であわせていなかったということでリハーサルの再開となりました。 私としては福山さんのLET IT BEが聴けて大満足です。 以前、加勢大周や田中律子が出演していたレースドラマ「ポールポジション!愛しき人へ」で、主人公の双子の兄がこの曲を口ずさみながらレース中に事故死したという設定だったんですが それが私のビートルズに関しての原風景になっていたりします。 アルフィーが主題歌を歌っていてその曲「Promised Love」もなかなか良かったんですよねー。 カラオケは不評ですが^^; |
| 5 | Desperado (イーグルス) |
「これ(LET IT BE)はバラードになったのかな?もうちょっと静かな曲ないのかなあ」 確かにLET IT BEのクライマックスでは福山さん叫びまくっておりました。 ということでもう少し静かなバラードとして選択された曲はデスペラードでした。 うんコレならバラードとしてのリハーサルに最適! |
| 6 | 僕の友達 | 「あと1コーラス」 今井クンの要望(えらい!)で演奏されたリハ最後の一曲 いうまでもなくHUMMINGからのナンバーで「僕の友達」です。 コロラドライブと同様に福山さんが下のパートを担当するアレンジ。 昔エノキザカスタジオのWILD VOXライブでは、エルビスのナンバーをカバーした際に「魅惑の低音」というようなMCがありました。 福山流の魅惑の低音も女性をメロメロにしたことでしょう・・・あ!この曲ではちょっとメロメロは無理ですね^^;ホロホロな感じでしょうか? |
| 1 | LADY MADONNA (ビートルズ) |
[G2] 「まずは小手調べにこの曲から・・・」 テンポの良いピアノに合わせて福山さんがカッティングをはじめる。 このカッティングという技術は手拍子を要求する力があります。 が、やはりライブ慣れしていないショッパーズの観客のことも考えジェスチャーで手拍子を要求する福山さん。 イントロをしばらく休んで手拍子、手拍子。 初っ端からショッパーズセンターステージは手拍子に包まれる。 コロラドではリハーサルで演奏していたレディ・マドンナは既に本番クォリティでしたが、今回の本番でも十二分に良い演奏でした。 そいいえば今日のリハで演った「Say Goodbye To Hollywood」はコロラドでは2ndStageの1曲目でした。 やはり福山さんのライブはリハーサルも楽しまなきゃ損ですね! |
| 2 | Summer,Highland falls (Billy Joel) |
[G2]
「最初はジャブというか、良い感じだったんですけども・・・次は”うっちゃり”って感じでいってみたいと思います。」 この曲も前回コロラドで演奏していました。 福山さんはショッパーズライブでこの曲を何度も挑戦しようとしていましたが、ピアノが弾けずにあきらめていたといういわくつきの曲だったんですが、 ショッパーズで演奏するという念願がついにかなったわけです。 「どうもありがとう御座いました。”うっちゃり”という曲でした。」 「いや違うから!」 今井クンのすばやい突っ込み、最近のMCはもやは漫才の域に達しているような・・・。 「ビリー・ジョエルの曲で”サマー、ハイランドフォールズ”という曲でした。」 今の季節にピッタリと豪語する福山さん。 「Summer(夏)って言葉が入っているだけなんですけどもね(笑)」 |
| 3 | 星の手紙(完全版) | そろそろ本腰を据えてオリジナルをということで星の手紙を演奏。 歌っている途中でマイクスタンドがだんだんと下がっていってしまうトラブル発生。 ![]() そういえば1st Stageが始まる直前にマイクスタンドのストッパーを福山さんがいじっていたようなシーンがありましたよね(笑) 演奏前のMCで「星の手紙を最後までやってみたいと思います・・・」 と始まった星の手紙ですが、CDではフェードアウトして終わった最後の個所 それがフェードアウトせずに1分以上にわたって流れるメロディに置き換えられたバージョンでした。 この曲はいわゆる催眠ソング・・・普通の人は「子守唄」と呼ぶのでしょうか・・・に分類されています。 最後の方はもう聴いている子供が眠りについているためフェードアウトを選択したのは正しいと思います。 しかし福山さんの案ではこういった続きがあったということで今回本人のたっての希望ではじめて実現されたわけです。 フェードアウトの先に何があるのかという素朴な疑問に対する一つの回答としての今日の星の手紙。 今後もここまで「くどく」「しつこく」やるというのはほとんど無いだろうということで、ファンにとっても福山さんにとっても貴重な体験でした。 とまあ、こういった演奏後のMCでは店内放送がちょうどかぶさってしまい「ちくしょう!」とついつい毒づくシーンも。 でもそこは福山さん。すぐにこの場所が本来はショッピングセンターだということを思い出し 「すいませんでした^^;」と店内放送のスピーカーに向かって謝るのはさすがです。 |
| 4 | こわれた風船 | 「夏にピッタリの曲です。」 ということで演奏された曲はこわれた風船。 真冬の曲なんで聴いて涼しくなってくれという福山さんの優しさ(茶目っ気)がにじみ出ていましたね! 演奏後のMCでは逆に「冬にぴったしの曲でした。」 「さっきといっていることが違う(がな)!」 "がな"をつければ完璧な今井クンの突っ込みは相変わらずタイミングがベスト! 福山さんもギャグが不発に終わって寂しい思いをすることも無く良い感じですね(笑) |
| 5 | きらわれ者の歌 | 勢いのある曲をやる前に・・・ということで今井クンにかんする告知があり、 ・横須賀開国祭8/2のイベントへの参加 ・8/3の北久里浜リバーブサウンドでのPush*2のライブ(花火とバッティングする恐ろしいスケジュール) ・毎週金曜の昼に町田のウエストポップスでの弾き語りライブ の説明が今井クン自身からありました。 一応開国祭のイベントは横須賀の各地で行われる「大道芸」という建前だそうです。 「では元に(ライブに)戻ってみたいと思います。ちょっと淋しいね」 演奏されたのはきらわれ者の歌でした。 勢いのある淋しい曲という激辛カレーにパイナップル・・・みたいな感じですか。 つまりは取り合わせの妙と言いたいわけです。 |
| 6 | ロング・ロング・タイム | 前曲から間髪いれずにスタート。 ギターソロではステージ上を動きまわる福山さん。 そのまますうーっとステージ脇に引っ込んでしまったかと思うと今井クンがピアノソロを披露。 ![]() 高田馬場AREAのライブではキーボードの下にもぐりましたが、今回はグランドピアノ! その体勢は苦しそうですがピアノソロに曇りはなし! 「やっぱり大道芸だったね(笑)」とステージに戻る福山さん。 さあ次回はどこに潜るんだ今井隼よ! ピアノソロの時間が終わると「ロング・ロング・タイム」の掛け合いがしばらく行われたあとに締めのお言葉! 「今日も狭く苦しくピアノ潜って、ただひたすらソロさせられてゆったりゆったり笑っていられりゃ十分さ〜♪」 こんな聞こえ方したの私だけだろうなあ(笑)。 声がかれるほど叫びまくって1st Stage最後の曲が終了。お疲れ様でした! |
| 1 | 水玉のカバ | 2ndStage開始の挨拶もないままいきなりこの曲でスタート。 今井クンの入れるコーラスがカッコいい水玉のカバになりました。 演奏後のMCでようやく自己紹介。 7〜8年くらい前はレパートリーがまだ少なくて、この曲をずいぶん1曲目でやったということです。 確かに固くなった観客の緊張をほぐすには最適な曲かもしれませんね。 当時のことを思い出し「歳とったな〜(しみじみ)」 めちゃくちゃ気持ちがわかります^^; |
| 2 | 陽だまりの天使 | 演奏前の準備をしてさあはじめるぞ!といったタイミングで店内放送が流れ出す。 「ご連絡なんで待ってください」 1stStageはこの店内放送で散々いじめられただけに、もう慣れたものです。 しかし一向に収まらない店内放送。 延々とお車のナンバーを唱えつづけているため演奏をなかなかはじめられない福山さん。 あまりにも長いのでイントロ部だけを延々と繰り返し、お知らせが終わった瞬間にAメロに入る さすがに間が持たなかったんですね。 |
| 3 | 季節の跡 | 「新曲をやってみたいと思います。」 なに!と反応するも続きがあり 「といっても3〜4年くらい前に作った曲なんで・・・」云々 新曲の正体は1stアルバムへの収録曲、季節の跡でした。 残念・・・と思いきや、結構久しぶりの季節の跡はなかなか良かったです! |
| 4 | 花ざかりの街 | 福山さんがギターのチューニング中にアンプから音が出ないトラブルが起きて手間取っていたので、間を持たそうと今井クンが1stStageでもおこなった告知を再び行う。 「え〜この時間を使ってですね。先ほどに続いてながったらしい告知を・・・」と本題に入るやいなやギターが調子を取り戻す。 さすが福山さん。すばらしいタイミングで復帰しますね(笑) 「はい!言ってもらいましょう!」と今井クンを紹介しながら先を促す。 名目上は大道芸なので、気分がのればピアノもぐりもまたやってくれるかもしれません。 というわけで10年くらい前につくった新曲(笑)「花ざかりの街」を演奏。 ついにCDに入れられることになりましたね!未発表曲だったころが懐かしい・・・当時は聞きたくて聴きたくて。 CDで聴けるようになる今の奴らは幸せだー! |
| 5 | はるかなる海へ | 例によって長いギターソロから始まる「はるかなる海へ」 イントロの合間にはいる福山さんのカウントやYeah!がカッコよすぎ! 客席も手拍子に満たされて今井クンのコーラスも決まる。 |
| 6 | STARLIGHT DREAM | 前曲から間髪おかずにスターライトドリーム!
実はファンの方で、ライブで演奏されたこの曲を偶然聴き福山芳樹にハマった方がいたんですが。 1stStage後の休憩時間で、それ以来聴いていないという嘆きをもらしていたので彼も大満足でしょう。 とはいえ、たま〜にピアノの音がずれるような感じがしたんですが気のせいでしょうか。 もちろん歌詞も間違えまくっていましたが 福山さんがそう歌えばそっちが正しいのだ! 今回はギターソロが入った新バージョン。 さらにめずらしく「スターライトドリーム!」という掛け合いとねここしゃんのときのような「OH!イエー!」の掛け合いがあり 最後はねここしゃんライクに終了。 以前のレポートで「STARLIGHT DREAMにも掛け合いを希望」というような内容を書いたことがありましたがついに実現されて私も嬉しい限りです。 ただ、最後のジャカジャーンで強くストロークする際に指を怪我したみたいでちょっと心配になりました。
|
| 1 | 月のささやき | 「そのCD(1stアルバム)に入っていない曲で・・・」 相変わらずMCと曲目は全然統一が取れていない福山さんですが、このコントラストというかミスマッチが福山流! 「そっちかい!」という突っ込みがなんども心で行われているファンも多いことでしょう(笑) というわけでアンコールに選ばれた曲は「月のささやき」 すいませんファンの皆さん。実は先日もてつろうさんのライブのためここ横須賀に来ており、帰りは深夜だったため睡眠不足なんですよ。 そこにこの曲なんで、私の状況ご理解いただけるでしょうか? はい!ちょっと寝ました(^^; |